日本・海外を転々としながら働く海外ノマドの方にとって、オンライン確定申告は欠かせません。
確定申告に必要なマイナンバーカードですが、更新期限は10年であるものの、「電子証明書」は5年で更新手続きが必要になることをご存知でしょうか?
本記事では、マイナンバーカードの電子証明書更新の基礎知識・更新の流れを紹介します。
マイナンバーカードの電子証明書更新5年で有効期限が切れる
海外ノマドの方の多くが活用している、マイナンバーカードでのオンライン確定申告。
確定申告の際に必要となるマイナンバーカードですが、カードの更新だけでなく、カードの中にある電子証明書の更新も必要です。
マイナンバーカード(個人番号カード)は10年(未成年者は5年)、カードに格納されている電子証明書は5年の有効期限があります。
※令和4年3月31日までに、交付申請された20歳未満の方のマイナンバーカードの有効期限は5年です。
有効期限を迎える方に対し、有効期限の2~3ヶ月前を目途に有効期限通知書が送付されます。
有効期限通知書に同梱のパンフレットに更新手続きのご案内があります。
電子証明書「有効期限通知書」は誕生日2~3ヶ月前に住民票のある場所に届く
電子証明書の更新が必要であることが記載された通知書は、誕生日の2~3ヶ月前に住民票がある場所へ送付されます。
マイナンバーカードの電子証明書を忘れて更新できずにいると、オンライン確定申告ができない事態に。
更新は誕生日の3ヶ月前からしかできないため、マイナンバーカード発行から何年経過しているのか・自身の誕生日とあわせて確認し、海外渡航時期を調整しましょう。
5年で更新、マイナンバーカードの電子証明書更新に必要なもの・更新の流れ
電子証明書の更新手順は、住民票がある市区町村の窓口に、以下2つを持参するだけです。
①マイナンバーカード
②有効期限通知書
当日は、自身が設定した以下2つのパスワード(2つ)も必要になります。
・署名用電子証明書パスワード(6~16桁)
市区町村によって、予約が必要なこともあるそうです。
また、平日のみの対応なのか・土曜窓口もあるかなど、窓口へ電話して確認すると良いでしょう。
電子証明書更新の流れは、窓口に行き、担当者の方の指示に応じてモニターにパスワードを入力して設定するだけ。
マイナンバーカードはこれまで持っていたものと同じものが返却されますが、搭載されている情報が変わります。
見た目ではわかりませんが、オンライン確定申告時に必要なカードとなるため、電子証明書の更新手続きを忘れないようにしましょう。
マイナンバーカードは5年で電子証明書更新、海外ノマドは忘れずに備えよう
マイナンバーカードの電子証明書の更新について、必要なもの・流れとあわせて紹介しました。
電子証明書を更新することで、あと5年は手持ちのマイナンバーカードが使用可能になります。(その後、マイナンバーカード発行10年後にはカード自体の更新が必要です)
日本・海外でノマドをしながら、オンライン確定申告をする方は、更新のタイミングに気を付けて渡航時期を決定しましょう。
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