蒲田エリアで餃子と言えば「蒲田餃子御三家」が有名です。
「蒲田餃子御三家」は、
「你好(ニイハオ)」
「金春(ジンチュン)」
「歓迎(ファンヨン)」
この3店舗。
蒲田はかつて映画や温泉が楽しめる街だと聞いたのですが、蒲田羽付餃子も有名です。これは御三家の始まりでもあります。蒲田餃子御三家巡りも蒲田に行った際の楽しみと言えるでしょう。
そこで今回は、「蒲田餃子御三家」の一つ「你好」についてご紹介します。
【羽根つき餃子の先駆け店「你好(ニイハオ)」本店】
蒲田は餃子の街として有名ですが、「你好」はその先駆けともいえるお店です。
羽根つき餃子は、羽がパリパリとした食感が最高!食べるとパワーが湧くような気分になるそう。
ゆで餃子人気です。皮がとてもモチモチしていて、餡からは肉汁が溢れ出ます。その食感はやみつきとのこと。手づくり感のあるふっくらとしたかわいい形もまた魅力です。無限に食べられそうですね。
【店内は連日大盛況!】
蒲田名物元祖羽根つき餃子の特徴は、安い・ボリューミー・手作り。量の多さは家庭で出る餃子を思い出させます。
店内は常に満員ですが、店員さんはテキパキした対応で料理もすぐに出てきます。この大衆感がどこか懐かしく、ほっと心が和みます。
【思い出の味を広めたい!羽根つき餃子誕生秘話】
1983年の創業以来、羽根つき餃子が愛されている「你好」。どのような経緯で羽根つき餃子を始めることにしたのでしょうか。店長に伺いました。
店長によると、オーナーは中国残留孤児として大連から日本に帰国した際に、中国で美味しかった餃子の味がどうしても忘れられず、中国本場の味を再現しようと決意。そして、思い出があるこの味を日本に伝えたかったそうです。
羽根つき餃子は厳選された豚ばら肉、白菜、長ねぎを使用。大蒜は入れないで、皮は焼き・茹で両用を用意。それぞれにこだわりをもちました。
もちもちとした餃子の皮は手作り。ジューシーな餡はとても評判となったそうです。
【餃子好き必見!上手な焼き餃子の焼き方】
店長にせっかくなので、上手な焼き餃子の焼き方を教えてもらいました。
オーナーが考案した伝統の焼き方を教えてくださいました。
【焼餃子のうまくなる焼き方】
1、ナベ(フライパン)に少量の油をひき、あたためたら一度火を止めて冷凍のまま餃子を並べる。
2、適量の水を入れ、フタをして弱火で水がなくなるまで蒸し焼きにする。
3、仕上げに少量の油を引き弱火のままこげ色が付くまで焼く。
【焼き餃子、ココがポイント!】
羽根つき餃子の場合は最後に水で溶いた小麦粉を入れて焼きます。こうするとパリパリ感のあるあの羽根つき餃子ができるとのこと!
焼餃子のコツまで教えてくださり、本当にありがとうございました。
羽根つき餃子発祥の店として、老若男女問わず地域に愛される人気店「你好」。パリパリした香ばしい羽根とぎっしり詰められた餡、もちもちの分厚い皮のハーモニーが絶妙です。ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
次に行った時は『歓迎』、『金春』と蒲田餃子御三家を続けて巡りたいと思います。是非続きをご期待くださいませ。
「你好(ニイハオ)」
〒144-0052
東京都大田区蒲田4-24-14
TEL:03-3735-6799
URL:https://nihao.co.jp/
■ライタープロフィール
名前:姜春姫(きょう・しゅんき)女性
「医・職・住」ラボでは、グローバルな視点で、日本と中国との高齢者が直面する医・職・住の問題を提起し、特に日本に住んでいる外国人の問題を提起する。
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