
外国人旅行者の数は、日本にどれくらいいるのでしょうか?
コロナ前・コロナ禍での変化とあわせてみていきましょう。
観光庁の「宿泊旅行統計調査」をもとに紹介します。
コロナ前・コロナ禍での、外国人旅行客数の変化は?
コロナ前の、2019年(平成31年1月~令和元年12月)の外国人延べ宿泊者数は、1億1,566万人。
2019年は、前年比+22.7%で、過去最高の外国人旅行数になりました。
ただ、2019年12月頃から新型コロナウイルス感染症が流行し、令和2年(1月~12月)の外国人延べ宿泊者数は、2,035万人。
コロナ禍の令和3年(1月~12月)外国人延べ宿泊者数は、432万人(2019年比-96.3%)でした。
コロナ前からコロナ禍の宿泊者数の推移
過去最大の外国人旅行数となった2019年から一転、コロナ禍に突入しどのような変化があったのでしょうか?
まずは、平成29年~令和3年までの宿泊者数の変化を図でみてみましょう。
画像引用:宿泊旅行統計調査 報道発表資料|観光庁
令和元年までは、日本人・外国人とともに年々宿泊者数は増加していたことがわかります。
令和2年(2020年)にガクッと落ちている理由は、2019年12月頃から新型コロナウイルス感染症が流行した影響です。
水際対策により日本入国が困難になったため、外国人旅行客は急激に減少。
日本国内でも、感染拡大防止対策により、旅行が難しくなった期間が続きました。
しかし、Go to トラベルをきっかけに国内旅行者が増加。
さらに、2022年10月より水際対策が緩和されたことにより、外国人観光客を取り戻していっています。
2023年は、外国人旅行者が増える!?
2023年の外国人旅行者の増加が期待できます。
その理由は、2022年10月より開始した入国規制の解除です。
観光庁の宿泊旅行統計調査 令和4年11月分(第2次速報値)で発表されたデータによると、外国人旅行者数が増えていることがわかります。
入国規制の解除後の、2022年11月~12月の外国人旅行者数は以下です。
- 11月は382万人(前年同月比+1044.8%)
- 12月は593万人(前年同月比+1695.8%)
今後も外国人旅行者は増加していくことが予想されます。
観光・宿泊業の発展が楽しみです。
外国人がいる家に住みたい・交流したい方へ
外国人旅行者数について、コロナ前・コロナ禍での変化とあわせて紹介しました。
今後も、外国人旅行者数・宿泊先の情報を発信していきます。
グローバル医職住ラボでは、外国人と日本人が国際交流をしながら住める物件を多数紹介中です。
日本にいながら海外を感じたい・ワクワクする住まいに住みたい方は、ぜひ下記ボタンよりご希望のエリア・予算をお聞かせください。