海外在住者にとって、一時帰国時のSIMは悩ましい問題です。
「インターネットで事前購入するか、日本に着いてから購入するか……」と考えるものの、前回とったSIM購入方法を繰り返す方も多いのではないでしょうか。
実はここ最近、海外在住者にとって便利で嬉しい仕様のSIMが、続々と登場しているのです。
そこで今回は、一時帰国時におすすめのSIM・選び方のコツを紹介します。
海外在住である筆者が使用しているSIM情報とあわせてご覧ください。
一時帰国時、よくあるSIMの悩み
一時帰国の際によくあるSIM関連の悩みとして、よく耳にする内容を以下にまとめました。
Aさん：一時帰国した際、日本の無料Wi-Fiが無さ過ぎました。看板にWi-Fiの表記があっても、海外の携帯だと使用できないことがほとんどです。
Bさん：ここ最近、SMS認証が増えてきているの日本の電話番号が欲しいものの、データ通信のみのSIMカードは割高。SNSなどの本人確認でも、日本のSIMがないと困ります。
Cさん：プリペイド通信のみのSIMカードだと電話番号がないため、お店などの予約や配車アプリを使用できなくて不便でした。
Dさん：銀行口座を作る際、日本の電話番号が必要だと言われました。友人との連絡はLINEで済むので電話番号はいらないと思ってネットのみのSIMを購入したのに……。
海外在住で一時帰国を繰り返す筆者自身、体験したことある内容ばかりです。
一時帰国時以外にも、海外でクレジットカード決済をする際に、SMS認証が必要な際に「日本の電話番号がなくては困る」という状況になります。
では、海外在住者にとっておすすめのSIMとは一体どれでしょうか？
一時帰国時におすすめのSIMとは？選び方のコツ
一時帰国用のSIM選びのコツは、改めて「目的」に注目することです。
SIM使用の目的は、おおきく以下2つあります。
①日本国内のデータ通信に使用する→データ通信のみ
②SMS認証が必要なサービス保持用（銀行・配車アプリ・SNSなど）→データ通信＋SMS
①ならデータ通信のみ、②ならデータ通信＋SMSがセットになっているSIMになるでしょう。
データ通信のみSIMであれば、海外にいる段階で、オンライン購入する方が安心です。
一時帰国時におすすめのSIMは？
一時帰国時、データ通信＋SMS用にSIMを用意するのであれば、楽天モバイルがおすすめです。
海外在住の筆者ですが、いくつかSIMを試した結果、楽天モバイルが一番お得に便利に使用できています。
楽天モバイルは月額1,078円～、海外でも日本でも2GBまでなら基本使用料のみでデータ通信が可能です。
海外でのSMS送受信ができるだけでなく、楽天LINKというアプリを経由すれば、日本への通話が無料になります。
また、povoは電話番号をキープするだけなら無料です。（ただし海外でのデータ通信不可・SMS送受信不可）
ahamoは月額2,970円～、海外でのデータ通信・SMS送受信可能ですので、お金に余裕がある方は良い選択肢でしょう。
そのほかのSIMの特徴・料金はこちらの記事にまとめていますのでご覧ください。
目的にあわせてSIMを選び、一時帰国を満喫しよう
一時帰国をする方向けに、SIM選びのコツ・おすすめSIMを紹介しました。
日本滞在中に電話番号が求められる機会は意外に多く、海外でもSMS認証が必要なタイミングがあるかと思います。
SIMの使用目的・料金とあわせて、自分にあったものを選んでみてください。
グローバル医職住ラボでは、一時帰国に役立つ情報を発信しています。
一時帰国時向けの住まいのご案内もしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
