どの国に住もうともオシャレは楽しみたいものですよね。世界中のファッションが集まり、バラエティー豊富な洋服が集まる日本で、在留外国人の皆さんはどのようにファッションを楽しんでいるのでしょうか。
226ヵ国14万人以上の在留外国人が登録している日本最大級のメディアを運営する株式会社YOLO JAPANは、在留外国人を対象にファッションについてアンケート調査を実施しました。在留外国人のオシャレ事情についてご紹介します。
※アンケート実施期間:2019年9月30日~2019年10月30日 回答者数:80ヵ国620名
1位は納得のユニクロ、無印としまむらは何位?
「ファッションに興味はありますか?」という質問に対して、アンケート調査回答者のうち、94%(584人)が「はい」と回答しました。
続いて「よく購入しているブランドはありますか?」と質問をすると、71%(439人)「はい」と回答。回答者が実際に購入しているブランドは下記の通りです。
1位:ユニクロ(71% 311人)
2位:H&M(52% 229人)
3位:GU(42% 184人)
4位:ZARA(36% 157人)
5位:GAP(27% 120人)
6位:Foever21(24% 104人)
7位:しまむら(17% 75人)
8位:無印良品(10% 43人)
1位は老若男女から支持され、世界中で人気のユニクロですが、全体を見ると外資系ブランドが多くを占める結果となりました。その他の回答でも、NIKEやadidasなどのインポートスポーツブランドが目立ちました。
また、国籍別に各ブランドを選んだ回答者の数を見てみたところ、国によって好まれるブランドが異なることがわかりました。
国籍別・ファッションへのこだわり
次に、ファッションを選ぶ基準について聞いてみました。すると、全体の73%(453人)が「買い求め易い価格」、僅差で「着心地のよさ」(71% 443人)と回答。続いて「トレンドに関係なく着れる」(51% 314人)、「ぴったりのサイズ感」(45% 276人)と答えました。
国別の傾向を見てみると、下記のことがわかりました。
国籍によってファッションのこだわりポイントや選び方はさまざまであることが判明。フィリピン、アメリカのように「買い求めやすい価格」といった価格に重きを置く国もあれば、フィリピンやネパールの「若く見えるデザイン」や中国やマレーシアの「ほど良い露出」など、国ごとにデザインに対するこだわりの違いも明確になりました。
オーストラリア・ロシアは「機能性のよさ」を重視しています。ニュージーランドとドイツは「個性的なデザイン」と、目を引くデザイン性であることが選ぶ基準になっているようです。
国籍別にファッションの選び方がわかった興味深い調査でした。今回の調査の結果から、同じブランドを選ぶにも国籍によってそれぞれこだわる点は違うと言えるのではないでしょうか。