海外駐在経験から学ぶ、アメリカの医療面・家族のフォロー【体験談インタビュー第2弾】

渡米初日から、パトカーに追われるなどハプニングにだらけだった小林さん。

前回の体験談インタビューに引き続き、小林さんにインタビューをさせていただきました。

今回は、初の海外駐在生活で感じたアメリカの医療・家族のビザや学校などの手続き・金銭面のギャップについてお話を伺いました。

アメリカのリアルな医療事情や、家族を連れた駐在ならではの金銭面・生活面での困ったことについての情報が満載です。

それでは早速、小林さんの体験談を聞いてみましょう!

■プロフィール
名前:小林健一さん(仮名)
年齢:50代(男性)
仕事:SE
家族構成:妻、娘
経緯:IT企業で当時SEとして働いていた小林さん。初の海外駐在となり、妻と娘を連れてアメリカ・カリフォルニアへ。

海外駐在前に必要な手続きについて

━━━海外駐在にあたり、事前に準備したこととはなんでしょうか?

小林さん:おおきく3つあって、免許・ビザや保険の申請・娘の入学手続きです。

車に関しては、日本で国際免許に書き換えました。妻と一緒に。

私は車を通勤で日々使い、買い物や週末旅行も車を活用。車がなくては生活できませんでした。

妻は必要ないかなと思ったのですが、念のため免許書き換えをしておいてよかったです。

というのも、アメリカで急遽運転しなくてはならない状況が数回あって。

免許を持ってる人は、書き換えはしておいた方が何かと役立ちます。

━━━ビザや保険などの申請は大変でしたか?
小林さん:入国で必要になるビザなどの申請や医療保険などの各種申請に関しては、全て会社がやってくれました。

ただ、書類とにかくたくさんあって。

あれこれ記入して期日までに提出してと、手間がかかりました。

もし会社を通さず個人で全て申請となると、気が遠くなるほど大変だと思います。

━━━お子さまの入学手続きは、どのように行ったのでしょうか?
小林さん:もともと、家族連れで駐在する人がうちの会社にはあまりいなくて。

家族が入国するために必要な手続きは会社がしてくれましたが、娘の入学手続きに関しては自分たちで済ませました。

幸いなことに、学校と私との間に入ってやりとりしてくれるという友人がいたので、お願いすることに。

友人のおかげで出国前に無事手続きが完了し、すぐに通学できる環境を整えることができました。

アメリカで暮らしてみて感じた、医療面の違いとは?

━━━駐在中、医療面で困ったことはありましたか?
小林さん:実は私、人生で一度も骨を折ったり病気で入院したりとしたことがないんです。

アメリカでも大丈夫でしょ、という気持ちが強かったですね。

もし病院へ行くとなった場合でも、職場と提携している病院が近くにあったので安心でした。

渡航前には、かなりしっかりめの健康診断を受けました。

エイズ検査までするんだと、驚いたことを覚えています。

健康診断に向けて、ムシ歯もすべて治療を済ませました。

結局、アメリカでは病院にかかることなく健康に過ごせたので、病院や歯医者などの様子は正直わかりません。

病院にかかったとしても、会社で加入している医療保険があるので、特に心配はしていなかったです。

でも、現地の友人たちからの話を聞けば聞くほど、医療保険代が想像以上に高いなと感じました。

みんなそもそも病院へ行ってませんでした。

というのも、ドラッグストアへ行けばたいていの薬が揃うので。

━━━ご家族の健康面は大丈夫でしたか?
小林さん:妻が頭痛に悩んでいた時期があって。

でも、日本から持ってきた頭痛薬や、現地で買った薬でしのいでいました。

病院へ行くかと尋ねたところ、「病院に行くほどではないし、なんか怖い」と。

妻は英語が話せないことが大前提にあって、強めの薬も購入できるし病院には行かないでいいとのことでした。

なかなかアメリカで病院へ行こうとはなりませんね。

事故にあったり骨を折ったり、耐えきれない痛みや大出血するような事態があれば別ですが。

レンタカーの保険代の高さに驚き

━━━金銭面でのギャップなどはありましたか?
小林さん:レンタカーの保険代がとにかく高くて。

日本もまあ高いですが、アメリカではレンタカー代とあわせて保険代が高額でした。

初駐在ということで休日に遠方まで出かけていて、走行距離がかなりあって。

その時は3か月間まとめてレンタカーを借りていたのですが、支払い額に驚きました。

アメリカ生活で困った独特な気候

━━━生活していて、大変だったなと印象的だったことはありますか?
小林さん:住んでいた場所が、川の近くだったんです。

雨が凄いときは、川から水が溢れて、車の半分浸かってしまったこともありました。

不思議と水はすぐ引くのですが、こうした水害が何度もあって。

とんでもない雨の中、車を走らせて帰宅したりと、大変でしたね。

アメリカならではの子どものお見送り制度

━━━娘さんの学校生活のサポートは大変でしたか?
小林さん:日本と違って、アメリカの小学校では子どもの必ず送り迎えは必要で。やはり大変でしたね。

朝、通勤途中に娘を校門まで送り届け、先生に引き渡して。帰りは妻がお迎えをしてくれていました。

娘の宿題を毎日夜に見てあげていたのですが、これが自分の仕事の勉強より大変でした(笑)

問題自体は解けても、娘は英語が読めない状態だったので。

勉強の内容自体は、日本の方が進んでいたようですね。

娘が通っていたのは、日本人学校ではなく現地のふつうの学校です。

毎日楽しそうに学校へ通っていて、英語も日常会話レベルで話せるようになっていたので良かったなと。

まとめ:駐在するなら、医療やお金、家族のケアなど考慮することが大切

小林さんの体験談から、駐在中の生活で大変だったことや医療面のリアルな事情を知ることができました。

レンタカーを借りるようなら、ある程度お金の準備をしておくこと。

医療面は会社の保険があれば安心ですが、個人で加入するとなると負担が大きいこと。

また、家族を連れて駐在するとなれば、家族の健康面や子どもの学校面などのフォローが必要になります。

今後アメリカで生活したい、カリフォルニアで仕事をしながら暮らしたいという人は、ぜひ小林さんの体験談を参考にしつつ、準備を重ねて行ってください。

関連記事

  1. 海外在住の日本人「帰りたいのに帰れない」知られざる実情とは

  2. 家でオンライン・ヨガ!海外旅行気分で心と体をリラックス「トラベルヨガ」

  3. 海外の驚きの医療保険事情、日本帰国後の仕事面の大変さを学ぶ|インタビュー後編

  4. 世界を旅して、写真展を開催!その魅力に迫る!シニア世代のグローバルな生き方〈前編〉

  5. 【日本でのファッション】在留外国人に人気1位はユニクロ、しまむらは何位?

  6. 【広がるオンライン化】就活生から学生まで!コロナ禍で進んだオンラインサービス