【2022年最新版】世界で暮らす日本人は増加中!?海外在留邦人の「今」に迫る

海外で暮らす日本人数は年々増加していたものの、新型コロナウイルス感染症の影響により減少がみられました。(2022年12月追記)

いったいどの国で、日本人は生活しているのでしょうか。

この記事では、「海外のどの国で、どれくらいの日本人が生活しているのか」について、わかりやすく紹介します。

過去と比較してどのような変化があったのか、海外在留邦人の傾向とあわせてご覧ください。

2019年、海外で暮らす日本人(海外在留邦人)の数が過去最多に。背景とは?


外務省「海外在留邦人数調査統計」2019年版によると、海外に住む日本人(海外在留邦人)の数は、139万370人。

2018年と比較すると、約2.84%(38,400人)増加していて、過去最多の数となりました。

海外在留邦人の滞在形態をみてみると、長期滞在者は全体の約63%(876,620人)。

永住権を獲得して住んでいる永住者は、513,750人でした。

2021年、コロナ禍で海外で暮らす日本人は減少。ただし永住者は増加

新型コロナウイルス感染症の影響により、毎年増加の一途をたどっていた海外邦人数が減少しました。

外務省「海外在留邦人数調査統計2020年版」によると、2020年10月1日時点では、海外在留邦人数は135万7,724人。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、前年比約5万人の減少となりました。

ただ、内訳をみると、長期滞在者が約7.1%減少しており、永住者は2.1%増加。

コロナ禍を機に、日本か海外か、どの国に住むかを選択した日本人が多くいたことを示しています。

また、外務省「海外在留邦人数調査統計2021年版(令和4年1月24日発表)」によると、2021年10月1日時点では、海外在留邦人数は134万4,900人。

前年よりも約1万2千人減少する結果となり、これも新型コロナウイルス感染拡大の影響と考えられます。

長期滞在者が約2.5%減少しており、永住者は1.5%増加。

新型株の流行などの影響もあり、気軽に日本帰国ができない状況下であったため、永住という選択をした方は前年より増えたことがわかりました。

2022年、コロナ影響は引き続きあり。海外在住日本人は更に減少

外務省「海外在留邦人数調査統計2022年版(令和4年10月1日発表)」によると、海外に住む日本人(海外在留邦人)の数は、130万515人。

前年と比較すると、約2.7%(3万6,385人)減少しており、前年と同様に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた結果となっています。

海外在留邦人の滞在形態をみてみると、長期滞在者は全体の約57.4%(75万1,481人)。

前年と比較すると、約6.9%(5万5,757人)減少しています。

過去、ずっと増加していた海外在住者。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、年々海外在住者は減少した直近3年間となりました。

画像引用:海外在留邦人数調査統計|外務省

長年、アメリカで暮らす日本人が圧倒的に多い

海外で暮らす日本人は、増え続けていたコロナ前(2019年)で、約139万人。

2021年では、約134万人になっています。

増減しているものの、日本人が住む国TOP10の順位は、ほぼ変化がありませんでした。

いったいどの国で生活しているのか、外務省の海外在留邦人の調査結果をもとにみてみましょう。

【国別在留邦人数TOP10】
1位:アメリカ(429,889人)前年比+0.8%
2位:中国(107,715人)前年比-3.6%
3位:オーストラリア(93,451人)前年比-4.2%
4位:タイ(82,574人)前年比+1.7%
5位:カナダ(70,892人)前年比-0.1%
6位:イギリス(63,653人)前年比+1.0%
7位:ブラジル(48,703人)前年比-2.0%
8位:ドイツ(42,135人)前年比+0.9%
9位:韓国(41,238人)前年比+1.8%
10位:フランス(36,347人)前年比-2.1%
引用:「海外在留邦人数調査統計」2021年版|外務省

1位は、圧倒的な差をつけてアメリカ。

海外在留邦人の約37.2%(50万786人)は北米で生活しています。

ちなみに北米は、昭和60年以降、海外在留邦人の居住先国として首位を維持しています。

2位は中国で、次いでオーストラリア・タイと続きます。

 

コロナ禍以前の2019年と比較しても、TOPはアメリカ。

中国は前年比-3.3%に対し、タイは前年比+4.0%と、コロナ禍で国を離れるのか・引き続き住むか、選択を強いられていた様子が伝わってくる結果です。

2019年のデータは以下です。

【国別在留邦人数TOP10】
1位:アメリカ(446,925人)前年比+4.9%
2位:中国(120,076人)前年比-3.3%
3位:オーストラリア(98,436人)前年比+1.2%
4位:タイ(75,647人)前年比+4.0%
5位:カナダ(73,571人)前年比+5.1%
6位:英国(60,620人)前年比-3.6%
7位:ブラジル(51,307人)前年比-2.1%
8位:ドイツ(45,416人)前年比-0.8%
9位:フランス(44,261人)前年比+3.6%
10位:韓国(39,403人)前年比-0.9%
引用:「海外在留邦人数調査統計」2019年版|外務省

こうしてみると、アメリカに住む人の多さがよくわかりますね。

コロナ禍でも、タイ・バンコクに住む日本人は毎年増加中

バンコクに住む日本人は年々増加傾向にあり、コロナ禍でもタイに住む日本人は増加しています。

前年のデータと比較すると、バンコクの海外在留邦人数は、前年比+4.2%の55,081人でした。

これは、国別在留邦人数のなかでも、前年比増加率が高いです。

アメリカと中国在住の日本人を足した数は、海外邦人数全体の39.8%。

都市別で見ると、ロサンゼルス都市圏が約5%(6万5,044人)、バンコクに約4.3%(5万6,232人)、ニューヨーク都市圏に約2.9%(3万8,263人)です。

このことからわかるように、タイで暮らす日本人が多いことがわかります。

上海とロンドンは、毎年減少

上海(中国)とロンドン(イギリス)に住む日本人は、ここ数年減少傾向にあります。

前年のデータとの比較をみてみましょう。

上海の海外在留邦人数は、前年比-6.2%の40,747人。

ロンドンの海外在留邦人数は、前年比-13.5%の29,667人でした。

中国もイギリスも、国別在留邦人数のTOP10常連国ですが、主要都市から日本人が離れ、別エリアに住むようになってきているようです。

国別在留邦人数の11位以降にあった変化とは?


国別在留邦人数のTOP10は、例年あまり変化がありません。

しかし、今回11位以降にランクインした国のなかで、変化がありました。

11位:シンガポール(36,624人)+0.6%
12位:マレーシア(26,555人)+8.8%
13位:台湾(24,280人)+15.3%
14位:ベトナム(22,125人)+28.1%
15位:ニュージーランド(20,822人)+5.9%
16位:インドネシア(19,612人)-0.5%
17位:フィリピン(16,894人)+2.0%
18位:イタリア(14,600人)+3.2%
19位:メキシコ(11,775人)+5.0%
20位:アルゼンチン(11,561人)+0.9%
引用:「海外在留邦人数調査統計」2019年版|外務省

前年と比較すると、ベトナムは16位から14位へランクアップ。

メキシコのは、20位から19位へランクアップしました。

対して、インドネシアとアルゼンチンの人気が若干下がる結果となりました。

ベトナムとメキシコの人気が上がっている(2019年データ)

ベトナムは、日系企業がどんどん進出している国です。

人気なエリアはホーチミンで、前年比+30.6%の11,581人。

長期滞在者はもちろん、永住者も増えています。

メキシコは、日系企業の経済的な成長とともに、徐々に日本人が増加。

2014年以降、自動車メーカーを中心に日系企業が進出。

おもに、グアナファト州のバヒオ地区というエリアに集中して拠点を置いています。

このように、海外在留邦人数を過去データと比較することで、今どの国が日本人から人気を集めているのかという動向がわかります。

メキシコとアルゼンチンがチェンジ(2021年データ)

2021年のデータでも、変化をみていきましょう。

11位:シンガポール(36,200人)-1.1%
12位:マレーシア(27,256人)-12.0%
13位:台湾(24,162人)-1.6%
14位:ベトナム(22,185人)-5.3%
15位:ニュージーランド(20,430人)-5.8%
16位:インドネシア(16,539人)-9.1%
17位:フィリピン(15,728人)-7.4%
18位:イタリア(14,020人)-2.9%
19位:スイス(11,792人)+1.4%
20位:アルゼンチン(11,406人)-0.3%
引用:「海外在留邦人数調査統計」2022年版|外務省

大きな変化は、メキシコが21位になり、アルゼンチンが20位に。スイスが19位になっています。

TOP11位~20位は、スイス以外で前年比プラスはなく、減少傾向にあることがわかります。

ビザ切れでの帰国や感染状況をみた帰国など兼ね合いで、こうした変化があったのでしょう。

注目が高まる、海外在留邦人の今後


海外に住む日本人の今後は、どのように変化するのでしょうか。

日系企業の進出・発展に加え、仕事のチャンスが多い国に、海外在留邦人は集中するのは確かです。

毎年の変化の動向を過去と比較しながらみていくことで、今後需要が高まる国を予測することができるでしょう。

グローバル化にともない、海外在留邦人はますます増加していくはずです。

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、「日本へ帰りたい」と願う日本人も増加しているのも事実。

海外と日本を行き来しながらでも快適に過ごせるよう、支援を含めた環境整備をする必要があるでしょう。

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