海外の驚きの医療保険事情、日本帰国後の仕事面の大変さを学ぶ|インタビュー後編

前回に引き続き、グローバル医職住ラボでは、「まこさん」へインタビューを行いました。

まこさんは、20年以上の海外生活を経て、国内外で終の住処探しの旅をしている方です。

この記事では、まこさんへのインタビューを通じて、

・海外の医療制度について
・帰国後の仕事面に関する状況

について紹介します。

老後の生活を見据えながら海外で経験を重ねたいとう人は、ぜひご覧ください。

プロフィール
名前:まこさん(50代・女性)
20年間にもおよぶサンフランシスコでの生活を経て、日本へ帰国。
2015年から「終の住処を探す旅」を始め、海外・国内を巡り中。

サンフランシスコの医療・保険事情について、日本と比較

━━━サンフランシスコの医療について、満足・不満足だった点を教えていただけますか?

まこさん:自分の仕事、または配偶者の仕事がハイレベルであったら、会社が入っている医療保険は素晴らしいものです。

私が夫の会社の保険でカバーされているときは、医療施設はまるで5スターホテルのような美しさと充実度でした。

自分の過去の診断のデータは全部コンピュータで管理されていて、ぼーっと生活していても「〇〇の検診の時です。予約を入れてください」と向こうから連絡が来ます。

診察は時間通りで待たされることもなく、全ては的確で丁寧なサービスで不満に思ったことは一度もありません。

不満足というなら、自営業でいたりしたら保険を個人で買うと月600ドルも払うことになるのに、それさえも大したカバーにならないということです。

私が長い間夫との離婚に踏み込めなかったのも、医療保険のことがあったと今思い出されます。

私が夫と離婚したときは直ぐに旅に出て世界で通用するノマド旅行保険に入り、それでも1ヶ月360ドルくらい払ってました。

海外生活後、日本に帰国して感じた「仕事面」でのハードルとは

━━━長い海外生活を経て日本に戻ったときに、仕事面での苦労は感じましたか?

まこさん:感じました。日本に戻ってきてからの仕事が一番辛かったですね。

まず男の上司に好かれませんでしたから。海外から戻ってきた人は一様にそう語ります。

日本へ帰国後の仕事は、フリーランスや外資系の仕事が良いと思われます。

外資系でも、やはり日本の職場には変わりがないようですが。

まとめ:海外の医療保険は高くて大変、帰国後の仕事も考える必要あり

インタビューを通じて、海外で医療保険に加入する際の金額・内容についてリアルな状況がわかりました。

会社・扶養として加入する医療保険であればよいものの、フリーランスのような個人事業主は特に大変。

事前に、費用はもちろん、保険内容をしっかりと確認して準備することが大切です。

そして、日本に帰国後の就職・仕事面でも、ハードルが高くなることが伝わってきました。

長期の海外暮らしの期間が、良くも悪くも左右してしまうケースがあるようです。

就職先での人間関係を考慮して、帰国者採用がある会社などを選ぶといいのかもしれませんね。

海外生活中に、フリーランスとして働き日本で暮らせる程度の収入を獲得できるよう、整えておくことの重要性も感じます。

前編・後編にわけて、まこさんにインタビューした内容を紹介させていただきました。

引き続き、貴重な長期海外経験と終の住処探しの旅をするまこさんを応援しています。

ありがとうございました。

■前回のインタビュー記事は下記からご覧ください。

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