中国とタイで、2024年3月1日よりビザ相互免除がスタートします。
対象となる人はおもに観光で(目的がビジネス・留学・報道・移住ではない)、入国から30日以内の滞在(180日ごとの滞在期間=90日以下)の方です。
それでは、相互ビザ免除にあたる流れとともに、日本人が中国へ行く際の最新ビザ事情とあわせてみていきましょう。
中国・タイでの相互ビザ免除協定までの流れ(2024年最新)
2024年1月28日、タイと中国ではビザ要件免除の合意を達成し、3月1日より相互のビザ要件免除を発効するとの署名を行いました。
今回の相互ビザ要件免除について、タイでは2024年1月2日にセター首相のコメントに加え「双方の観光促進を目的としている」という報道がありました。
なお、タイは2023年9月25日~2024年2月29日まで、中国旅行客のビザ免除としていましたが、今回の協定締結にてビザ免除継続が決定。
中国人がタイ旅行を気軽に満喫でき、タイの観光業が盛り上がることを期待します。
日本人が中国へ行きたい時はビザ取得が必要
中国のビザ相互免除の協定は徐々に拡大されており、2024年1月25日にはシンガポールとの間でのビザ相互免除協定の調印がされました。
中国・日本間については、コロナ以前は滞在15日以内のビザ免除措置がありましたが、感染拡大を期に停止。
その後、2023年3月15日より観光含むビザの申請が可能となりました。
申請手続き方法は、こちらの記事にてご確認いただけます。
なお、「APEC・ビジネス・トラベル・カード(ABTC)」の場合は、ビザ取得の必要はありません。
現在、日本人へのビザ免除再開は現在検討中とのことなので、今後のビザ免除再開を期待して待ちましょう。
各国のビザなし渡航が可能かどうか、最新情報を確認しよう
中国とタイ間にて締結された、相互ビザ免除協定の詳細について紹介しました。
30日以内のビザなし旅行ができることは、気軽に渡航するために大切な要素です。
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