新型コロナウイルスの流行・ワクチン接種など、様々な理由で日本への一時帰国を検討・実行している人が増加しています。
この記事では、一時帰国時の検疫・待機の状況と確認方法を紹介します。
一時帰国者向けの短期滞在が可能な住まい情報とあわせてご覧ください。
日本へ一時帰国、厚生労働省の発表を要確認
日本へ一時帰国する場合、厚生労働省の水際対策に係る新たな措置のページをくまなく確認するようにしましょう。
基本的な措置の内容だけでなく、随時水際強化措置の情報が更新されています。
2021年7月21日の情報では、以下5つの国が追加の水際強化措置の対象となっています。
- ミャンマー
- イラン
- オマーン
- 米国(オクラホマ州、ミズーリ州)
- ロシア(イヴァノヴォ州、ウラジーミル州)
「水際対策上特に懸念すべき変異株に対する指定国・地域」とされた場合は、帰国後の指定場所での待機期間が延長されるほか、PCR検査の回数が変更されています。
なお、基本的な水際対策措置は以下です。
- 出国前72時間以内のPCR検査証明書の提示(検査証明書は厚生労働省HP参照)
- 入国時のPCR検査実施
- 位置情報の保存(アプリのダウンロードと位置情報記録)の誓約書提出
- 日本入国日を0日目とした14日間待機
- 空港から滞在場所までの移動手段の確保(公共交通機関以外)
- 待機場所と移動手段を検疫所に登録
待機期間の宿泊施設と移動手段
空港周辺には、待機期間の宿泊を受け入れている施設(ホテル)が多数あります。
しかし、各ホテルごとに注意事項があるため、事前に確認・理解の上利用しましょう。
宿泊施設までの移動手段は、検疫周回バスの利用が可能。(ビジネストラック・レジデンストラック以外)
ただし、検疫周回バスは成田空港と羽田空港が対象です。
【検疫周回バス参考情報】
成田空港発の周回バス
羽田空港発の周回バス
検疫周回バスがない場合は、別途自身での移動手段確保が必要です。
一時帰国後のよくある質問
Q 自宅等で待機できる条件は何ですか
A ①症状がないこと(空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等にて検査結果判明をお待ちになる場合も同様)、②公共交通機関(不特定多数が利用する鉄道、バス、タクシー、国内線の飛行機、旅客船など)を使用せずに移動できることが条件です。事前にご家族やお勤めの会社等による送迎、ご自身でレンタカーを手配するなどの移動手段の確保を行ってください。Q 自分で予約したホテルに待機することは可能ですか
A 不特定の方との接触の機会が想定されるため、検査結果が判明するまでの間は、ご自身で確保されたホテル、旅館等の宿泊施設に移動することはできません。なお、陽性となった場合や検査結果が判明するまでに待機する目的で確保いただいた間の宿泊料金のキャンセル料については、大変恐縮ですがご自身のご負担となります。Q 陰性の結果が判明した後は自由に行動ができるのですか
A 入国した次の日から起算して 14 日間は、事前に申告いただいたご自宅又はご自身で確保したホテル等にて待機していただきます。その際、自宅・ホテル等の待機場所からの外出や、公共交通機関(不特定多数が利用する電車、バス、タクシー、国内線の飛行機、旅客船など)を使用しないでください。
日本一時帰国後、待機期間の宿泊施設の手配方法
一時帰国をする場合、待機期間の宿泊施設の手配を出発前に済ませておく必要があります。
宿泊施設を探す際は、一時帰国者向けの宿泊プランを提供するサービスを利用すると良いでしょう。
詳細は以下記事をご覧ください。
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一時帰国後、日本での借り住まい計画がある方へ
海外を拠点に暮らし、急遽日本へ一時帰国となった場合、待機期間後の住まい探しが難しい方もいるでしょう。
すでに家を手放し海外暮らしをしていたとなれば、まずは短期的に借りられる物件に滞在し、長期で住める家を探すことになります。
日本での住まい探し中に短期で物件を借りる場合は、家具家電付きの物件が便利です。
余計な出費を省き、内覧含めた家探しに集中することができます。
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