【今を生きる輝かしい新華僑華人の女性】岩崎鳳秋さんをインタビュー(2)

岩崎鳳秋先生、この前は貴重なお時間を頂きありがとうございました。
50歳を過ぎて中国語の非常勤講師の傍ら、美容院を開設し新しい挑戦をする、そのきっかけや抱負について2回目のインタビューをしました。岩崎鳳秋さんがグローバルな視野をもって、どのように日本で教鞭をとりながら経営に励んでいるか、その魅力についてご紹介します。

■プロフィール
名前:岩崎鳳秋(50代女性)
中国遼寧省出身、大学卒業後8年間日本語教師を務めたのち
1999年4月留学来日、2003年文教大学大学院卒業。
現在中国語の教師をしながら、美容院を経営。

なぜ!!?日本語が全く分からない!

━━━本国では日本語の教師だったそうですが、日本で中国語を教えるきっかけはなんですか?
岩崎鳳秋先生:日本に来る前中国では8年間進学高校にて、日本語を教えていました。日本語の教師だったので、日本に行くと言葉上困ることはないのではないかと単純に思いました。実際日本に来てびっくりしたのは、日本人がいう日本語がまったく聞き取れなく、日本語もスムーズに話せなかったことです。慌ててインターネットを調べ、中国語を学びたい日本人を探しました。そしてお互いに母国語を教えあうように提案しました。これがきっかけになって、以来ずっと中国語を教えるようになりました。

日本語の先生から中国語の先生にチェンジ

━━━日本で中国語を教えることは、中国で日本語を教えるのとどのような違いがありますか?
岩崎鳳秋先生:日本語は、中国の大学で専攻として勉強しましたが、実際のコミュニケーション能力は、なかなか身に着けることはできませんでした。しかし文法的な知識はしっかり身につけることができました。当時(20年前)受験生に教えるのも文法を中心に教えていましたので、割合教えやすかったです。
例えば、私が母国語の中国語でコミュニケーションをとるのは問題ありません。ただ教えることになると、学生からなぜここはこのような文を使うのかと聞かれると、答えにつまずいてしまいます。中国語が言うことができてもそれを教えられるとは限りません。私は留学先の大学の図書館で、中国語の文法の本を借りて、勉強しました。中国語を教えているうちに、だんだん経験も積みあげることができました。
文教大学大学院の専攻は、第二言語習得で、そこで第二言語習得の教え方なども多く学びました。そのころは、アルバイト教師をしながら沢山の日本人の方に中国語を教えることができました。

日本の良さと中国の良さとは?

━━━日本と中国の良いところをそれぞれいくつ上げるとしたら、何ですか?
岩崎鳳秋先生:日本にきてすでに20年に経ちました。どちらかというと中国での生活が少しながいです。社会人としての生活は日本の方がながいです。私にとっては、日本も中国も大好きです。コロナ前には、毎年2、3回中国へ帰っていました。それぞれの良いところをあげるとしたら
中国のよいところは
① 多彩な食べ物と忘れられないお母さんの味がある。
② 多様な文化と観光地がある。
③ 幼馴染みの友達と同級生がいる。ほか沢山の教え子もいる。
日本の良いところは、
① 安全安心の生活環境と質が高い医療環境がある。
② 良質な温泉がある
③ 暖かい家庭と親切な日本人の友人と在日同胞がいる

中国語の教科書を出版

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━中国語の教科書を出版されたそうですが、どのような教科書ですか?
岩崎鳳秋先生:日本で大学院を卒業してから、最初は通訳、翻訳の仕事に携わりました。その後は国際文化フォームに勤め、中国における日本語教育支援のプロジェクトとして、中学生向けの日本語教材を作成する仕事を手伝いました。現在は日中学院の中国語講師として教壇にたっています。今の中国語の教師として教えているうちに、教科書にネーティブな言葉が少ないことに気がつきました。また、自分自身の今までの体験や経験を生かし、日中学院の推薦で2010年に語研出版社から[ネーティブがよく使う中国語表現ランキング亅という本を共著により出版されました。その後何回も出版され、今も書店やアマゾン、Yahoo shoppingなどで好評販売されています。

将来ずっと日本で生活する?


━━━将来はずっと日本で生活する予定ですか?

岩崎鳳秋先生:私はいま永住ビザを取得しています。将来に明るい希望をもって、生涯現役で働きたいと思っています。今後の夢としては、できることなら中国と日本の間をいつでも自由に行き来できる生活環境を理想としています。いまの希望としては、在日中国人の女性の為に、些細なことでも必要とされれば、力を貸すことを惜しまないことだと思います。

一生現役で働く

老後について、どのように思いますか?

岩崎鳳秋先生:私は60歳までは、大好きな中国語を教え続けたられたら幸いに思います。美と健康を提供するメナード フェイシャルサロン池袋店のオーナーとしては、生涯をかけて頑張るつもりです。私自身もいつまでも、美と健康を保ちたいです。皆さんもぜひ一緒に美しく、いきいきとした毎日を過ごしましょう。

今後の抱負を聞かせてください

岩崎鳳秋先生:日本に来てから視野が広くなったきがします。例えば、生まれ育った中国を客観的にみることができるようになりました。中国語を教えることによって、また中国語と中国文化をより深く理解できるようになりました。
ほか、日本の生活が長くなるにつれ、たくさんの日本人の手助けを頂いたことに感謝し、その気持ちもますます深くなりました。今は感謝の気持ちを込め、鴻巣市日中友好協会の理事となって、日中友好のために何か役に立つことを心かけております。また、定期的に中国家庭料理を開催しております。今後はまた在日華人女性交流会を通して、在日中国女性の為に何か貢献できますように努力したいと思います。

2回も取材に応じてくださいありがとうございました。これからも元気でずっとご活躍してください。又お伺いさせてください。

以下はメナード フェイシャルサロン池袋店のホームページです。
フェイシャルサロン池袋店ホームページ
このHPを「医職住ラボ」の記事から見ましたとお伝えすると特典があります。

最後までみてください本当にありがとうございました。

■ライタープロフィール
名前:姜春姫(きょう・しゅんき)女性
「医・職・住」ラボでは、グローバルな視点で、日本と中国との高齢者が直面する医・職・住の問題を提起し、特に日本に住んでいる外国人の問題を提起する。
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