イギリスのコンサルティング会社ヘンリー&パートナーズ(H&P)は、半年に1度「世界のパスポートランキング」を更新しています。
このランキングは、ビザなし(ただし到着空港で取得可能なアライバルビザは含む)つまりパスポートのみで入国できる国数をカウントし順位付けしたものです。
2023年1月時点では、日本のパスポートは5年連続で1位。
日本が単独1位だったことが、以下からわかります。
しかし、2023年7月発表のランキングをみると、日本は後退し2位に。
単独1位はシンガポールという結果になりました。
それでは、最新の世界パスポートランキング一覧をみていきましょう。
世界パスポートランキングTOP10
2023年7月に発表された世界パスポートランキングTOP10は以下です。
2位:フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国、スペイン、スウェーデン(190)
3位:オーストリア、デンマーク、アイルランド、ルクセンブルク、オランダ、イギリス(189)
4位:ベルギー、マルタ、ノルウェー、ポルトガル(188)
5位:チェコ、ニュージーランド、ポーランド、スイス(187)
6位:オーストラリア、カナダ、ギリシャ、ハンガリー(186)
7位:リトアニア、アメリカ(185)
8位:ラトビア、スロバキア、スロベニア(184)
9位:エストニア(183)
10位:アイスランド(182)
連続で1位を取得し「最強のパスポート」といわれていた日本。
新型コロナウイルス感染症による入国制限解除時期・渡航者数、中国からのビザ免除措置の再開がなかったことが関係し、1位から後退したのでしょう。
とはいえ、ベトナムがビザなし期間を15日から45日に延長するなど、日本のビザなし渡航条件がさらに緩和されている国があるのも事実。
今後のパスポートランキングの順位変動が見逃せません。
パスポートのみで渡航可能な国のほとんどは、アライバルビザ・ESTAが必要
パスポートのみで渡航可能な国は、アライバルビザもしくはESTAなどの電子渡航認証の申請が必要なケースが多いです。
ESTAは、渡航前に事前に申請する必要があります。
アライバルビザは、滞在日数・滞在目的によって入国時に必要になるもので、渡航前に申請・到着時の空港にて取得します。
ただし、アライバルビザ詳細は、国により異なるため、渡航前に正しい・最新の情報を確認するようにしましょう。
日本と海外を、便利に安全に行き来しよう
最新版の世界パスポートランキングをもとに、日本が1位から後退した内容、その他の上位国・ビザ情報についてお伝えしました。
後退したといっても2位をおさえており、日本のパスポートはビザなし渡航ができる強いパスポートであることは確かです。
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