1月28日、「第3回日本華僑華人舞踊春晩(最大規模の舞踊イベント)」が開催されました。このイベントは日本華僑華人国際舞踊連盟が主催し、日本植物薬業株式会社が冠名スポンサーとして後援しました。司会は、劉璇、程谟遠、孫璟萱、戦灏宇の4名が務めました。
日中両国の文化交流の架け橋にー祝辞には期待の声が
当日は、日本華僑華人国際舞踊連盟の執行会長・東京華舞舞踏学校の副校長である金小百合氏や、出席したゲストが祝辞を述べました。
ゲストは錚々たるメンバー。中国文化センター所長の羅玉泉氏、公益財団法人日中友好会館文化事業部長の蘇涛氏、全日本華僑華人団体連合会の副理事長兼常務副会長である潘宏程氏、一般社団法人日中協会の理事長である瀬野清水氏、そして日中友好協会の常務理事である永田哲二氏が出席しました。
それぞれのスピーチでは、イベント開催を祝福をはじめ「今後若い演出者たちがしっかり学んで日中両国の文化交流の架け橋になることを期待している」と述べられました。
演目の特徴
①45演目 ー多様性を感じる演目が豊富に盛り込まれる
① 部門は「春之声」と「龙腾虎跃迎新春(龍は飛び、虎は跳び、春節を迎える)」の2つに分かれ、計45のプログラム、3時間にわたるパフォーマンスが行われました。プログラムには器楽、歌唱、朗読など、さまざまな形式が含まれており、見応え十分なステージでした。
②今年のイベントに参加した演者は300人以上、史上最高記録を更新
今年参加した小さな演出者たちは、史上最高記録の300人以上。これほど多くの子供たちが舞台に立ったのは、日本・華人世界全体にとって稀なことです。
同参加者は、日本に住む華人家庭または日本人家庭から来ています。全員が中国舞踊への情熱を持って集まりました。
③舞踊の多様性 ー最も充実した種類の表現
今年の舞踊祭のプログラムは、古典舞踊、現代舞踊、民族舞踊などが含まれた多種多様な舞踊形式。
このことから、同会は東京で最も大きな舞踊教育プラットフォームであり、子供たちがいかなる舞踊においても自分のステージを見つけることができる場所であると証明しています。
パフォーマンスでは、優雅な舞い姿、躍動する動き、そして熟練した技術を披露。中国舞踊の独特な魅力を表現していました。
華舞舞踊学校教師による素晴らしい演技「雀の魂」
当日のメインイベントは、ダイ族の舞踊「雀の魂」でした。この演目には、総監督の金小百合氏、演出家の随英男氏、舞踊監督の郁晓筠氏などが出演しました。金小百合氏は広州舞踊学校を卒業、郁晓筠氏は内モンゴル科技大学の舞踊学専攻を卒業、随英男氏は東北師範大学の児童芸術教育学専攻を卒業。3名とも確かな実力・実績があるエンターテイナーです。
さらに、日本芸術大学を卒業した蒋真艺氏や、広州舞踊学校や星海音楽学院を卒業した関惠儿氏、そして雲南芸術団の主宰である武奕含氏などの先生方も出演しました。彼らの優れたダンスは舞台を美しく彩り、イブニングの雰囲気を高揚させました。
イベントの舞台裏では無数のボランティアが活躍
3時間以上に及ぶ演技において、子役から大人の出演者まで、皆が各々のパフォーマンスに真剣に取り組み、最高の姿を披露。各プログラムの終了ごとに、観客たちは熱烈な拍手を送りました。
このイベントの背景には、無数の人々の貢献がありました。
イベントに協賛したのは、銀座香港料理盛記、川井製薬株式会社、源清田商事株式会社、JTMホールディングス株式会社、青島ビール。教師と生徒たちは一堂に会し、共に華やかな舞踊の祭りを完成させました。
舞踊の挑戦と成長:金小百合校長の言葉
金小百合校長は自身の想いを次のように述べました。
「この5年間、子供たちの成長を見守ってきました。すべての子供たちのパフォーマンスは非常に素晴らしく、舞台上でも裏方でも、感動的な瞬間がたくさんありました」
「伝承の道は険しいもの。海外華人の子供たちにとってはさらに困難です。私たちに協力してくれたすべての友人、在日華僑華人社団からの強力な支援と助け、祖国からの応援、各取材に感謝します。これからも私たちは自らの信念をさらに強くし、これからも進んでいくことを固く決意します」
これからも、さらなる舞踊の高みを目指し、将来の活躍を楽しみにしています。
【写真は主催側と李振渓氏提供】
■ライタープロフィール
名前:姜春姫(きょう・しゅんき)女性
「医・職・住」ラボでは、グローバルな視点で、日本と中国との高齢者が直面する医・職・住の問題を提起し、特に日本に住んでいる外国人の問題を提起する。
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