今年の夏、どこに行く?大型連休に行きたい「日本と中国おすすめスポット」

前回の記事では、日本と中国の5月の大型連休の違いについて紹介しました。連休中は各地の観光地の賑わいに関するニュースを見る機会も多かったと思いますが、読者の皆さんはどのように過ごされましたか?

NTTドコモのデータによると、日本では2019年に比べて県を超える人々の移動が約90%まで回復し、コロナ禍前の活気が戻ってきました。

一方、中国では、4月28日の18時から5月3日の6時までの間、国が重大な発展と改革開放戦略のために設けた243ヶ所の夜景や夜間イベントが楽しめる観光地における夜間観光客は7768.6万人に達し、1日あたりの平均は6.39万人となり、2022年の同時期と比べて114.5%増加したそうです。

このように、両国のデータからもわかるように国内旅行の需要がコロナ禍前の水準に戻ってきました。具体的にどのような場所に多くの人が訪れたのか、筆者の周りの人々にインタビューしてみました。

5月の連休にはどこに行かれましたか?

日本

【インタビュー:5月の連休には、どこに行かれましたか?】

 子供を連れているので人が多くない場所を選び、近くの山に行きました。BBQや小川で水遊びができたので、家族で楽しめました。(東京在住、30代女性)

➁ ロープウェイで行ける山に行きました。意外と涼しくておすすめです。(愛知県在住、20代女性)

➂ 車で近隣の県まで行きました。途中で道の駅に寄りながら現地の特産品を食べたり、イベントに参加したりするのも面白かったです。(東京在住、30代男性)

④ 西武園ゆうえんちに行きましたが、連休中だったため人がたくさんいて大変でした。遊びで日々の疲れを癒せる時間があるのが連休の魅力ですね。(神奈川県在住、20代女性)

中国

【インタビュー:5月の連休には、どこに行かれましたか?】

① 北京に婚活をしに行きました(笑)。その他にもたくさんの観光地があり、久しぶりにはしゃぐことができました。(杭州市在住、40代男性)

➁ 福建省の漳州東山島に行きました。砂浜が美しく、波も大きかったので、素晴らしい景色を楽しむことができました。(福建省廈門市在住、30代男性)

➂ 北京の郊外でキャンプをしました。アウトドアブームが訪れているため、通常よりも混雑していましたが、市内に比べて過ごしやすく快適でした。(北京市在住、30代男性)

④ 日本で働いているため、ゴールデンウィークを利用して中国に帰省しました。地元の山東省でゆっくりと地元の料理を楽しんだり、親友と一緒に長沙に行ったりしました。夜市で毎日食事を楽しみましたが、人がとても多くて驚きました。(山東省青島市在住、30代女性)

日中双方ともに、コロナの制限が緩和されているため、観光地はどこも混雑している可能性があります。そのため、多くの人々が近場で楽しんだり、地元民で人気のある場所や郊外へ行ったりする人が大半でした。特に過ごしやすい気候のため、山に行って自然を楽しむ人が多かったです。

夏休みやお盆休みなどの連休まであと1、2ヶ月ありますが、旅行を計画するならチケットやホテルの手配を早めに行う必要があります。今回は筆者と周りの友人に聞いた日本と中国それぞれのおすすめ観光地をご紹介します。

2023年夏「おすすめの日本・中国観光地」

日本

・【石垣島・宮古島】

夏といえば沖縄!特に離島は絶景が広がっていますし、意外と過ごしやすい気候なのでおすすめです。レンタカーは早めに予約しましょう!(埼玉県、30代男性)

・【北海道・積丹半島の神威岬】

小樽からバスで2時間ほどの場所にあり、岬は異世界感を感じさせます。岬の端からは積丹ブルーの海を一望できるのでおすすめです。小樽観光とあわせて訪れるのもいいですね。(東京、20代女性)

・【長野県・阿智村】

日本一の星空が見える場所として、環境省から認定された場所です。リアルなプラネタリウムを楽しむのも素敵ですよ。(東京都、20代女性)

・【観光船・花火大会】

各地域で楽しめるのはクルーズ船観光です。首都圏発のクルーズは、日本国内だけでなく韓国にも行けるプランもあります。お盆の時期でもオールインクルーシブでお得にリッチな旅が楽しめます。

ただし、花火大会と日程が重なってしまうと料金が上がってしまいますが、もし友人と一緒に行くなら申し込んでみるのも良いかもしれません。(東京都、30代女性)

中国

・【山東省青島市】

天候も良くて過ごしやすく、海鮮料理を食べながら青島ビールを飲むのがオススメです。夏の夜に綺麗な海辺の景色を見るのもいいですね。(漳州市 32歳女性)

・【雲南省大理市】

大理石の産地でもある大理市は、海抜1980mの高原に位置しています。透明な水を有することから「高原の輝く真珠」と呼ばれる「洱海湖」や、長い通りで1kmにも渡って地元の特産品やレストランが並ぶ「大理古城」があります。大理古城に住む人の7割は白族(ペー族)で、人の温かさに触れられたり、美味しいご飯がたくさんある地域なのでおすすめです。(福建省廈門市 20代男性)

・【西藏(チベット)】

7〜8月が観光にはベストな時期だと思います。高原の景色がとても綺麗で、夏でも雪山を楽しめます。8月には西藏北部最大の伝統行事である「那曲赛马节」という競馬祭も見どころです。( 北京市 40代男性)

いかがでしたか。

日本の観光地は、思ったよりマニアックな地域が多いですね。日本ではInstagramを、中国ではRED(小红书)を使って若者が主に観光地情報を検索していると聞いています。ぜひSNSを活用して、この夏に訪れたい観光地を見つけてください。

 

【参考文献】

・2.74亿人次,1480.56亿元,2023五一假期旅游数据及市场分析报告出台!

https://mp.weixin.qq.com/s/pQV8NPkyY6C-oGxp0fC5ZQ

・人出は戻った?大型連休の人の移動ビッグデータを解析

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230508/k10014060461000.html

・【2023】8月の国内おすすめ旅行先20選!夏休み旅行にぴったりな観光地特集

https://tripnote.jp/japan/osusume-destinations-for-august

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