株式会社イチイは20年以上にわたり「留学生交流クラブ」の一員として留学生を応援し続けています。5月25日に横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ4階『浜風』にて、奨学金受賞式を含める「第14期留学生交流クラブ第3回交流会」が盛大に行われました。筆者も出席してきましたので、その交流会の一部をご紹介いたします。
交流会イベント内容:横浜でつながる、広がる
留学生の皆さんには毎回日本の文化を体験してもらうため、いろいろな催しを行っています。
今回は、見学体験と交流会の2部構成でした。
① シーバス(https://www.yokohama-cruising.jp/contents/seabass.html)
② カップヌードルミュージアム(https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/)
上記2施設を留学生に見学体験してもらった後、交流会に臨みました。
絵手紙で広がる文化の交流
「第14期留学生交流クラブ第3回交流会」では、日本の伝統文化である絵手紙について学び、実際に体験するプログラムが行われました。講師として玉城麻衣先生をお招きし、絵手紙の歴史や作り方についての説明を受けました。その後、参加者たちは自ら絵手紙を描き、スポンサーへの感謝の気持ちを文章にしたためました。
【絵手紙の紹介と制作体験】
玉城麻衣先生の指導のもと、留学生たちは絵手紙の制作に取り組みました。初めての体験ながらも、その出来栄えは素晴らしく、参加者全員が楽しみながら日本の文化を体験することができました。
【絵手紙の文化的背景】
絵手紙は、古来より日本で親しまれてきた文化です。和歌に絵を添えて思いを届けるというスタイルが特徴で、言葉だけでは表現しきれない感情を絵に込めて伝えることを重視しています。このように、絵手紙は日本の豊かな感性と表現力を象徴する伝統文化の一つです。
【文化交流の意義】
今回の交流会を通じて、留学生たちは日本の伝統文化に触れる貴重な機会を得ました。絵手紙を描くことで、単なる観光や学業の範囲を超えて、日本文化への理解と共感を深めることができたと思います。また、スポンサーへの感謝の気持ちを形にすることで、感謝の意を表現する日本の美しい習慣を体験しました。
このような活動を通じて、異文化交流がより一層深まり、参加者全員が日本での留学生活を豊かにする一助となったことは間違いありません。
奨学金受賞式
各受賞者がステージに登壇し、表彰状と奨学金が手渡されました。受賞者はそれぞれ感謝の言葉を述べ、自らの夢や目標について語りました。
今回の交流会は、留学生たちにとって大変有意義な時間となったでしょう。株式会社イチイの継続的な支援により、多くの留学生が日本での学びを深め、将来の目標に向かって活躍しています。
このような交流会が今後も続き、多くの留学生が夢を実現できることを期待しています。
(株)イチイの奨学金―20年以上留学生達を応援する
・出身地: 福島県
・学歴: 法政大学社会学部卒業
・株式会社イチイ: 代表取締役
・グループ会社の代表取締役:
・株式会社ジャフプラザ(シェアハウス運営)
・株式会社イチイコーポレーション(マンスリーマンション運営)
・株式会社アドバンスネット(ペット共生型賃貸の運営)
・公益財団法人日本賃貸住宅管理協会: 常務理事
・あんしん居住研究会: 会長
・一般社団法人高齢者住宅財団: 常務理事
・東京都居住支援協議会: 委員
・NPO法人Live in Japan協会: 副理事
・まち居住研究会: 事務局長
・海外滞在経験: 大学時代に欧米各国に滞在し、外国人居住の安定化に取り組む。
・シェアハウス運営: 外国人と日本人の共生型シェアハウス(J&Fハウス)の運営。
・交流会開催: 日台・インターナショナル交流会などを定期的に開催。
・セミナー開催: 外国人入居関連のセミナーを100回以上開催。
・著書: 『外国人向け賃貸住宅ノウハウのすべて』
【株式会社イチイの奨学金制度】
株式会社イチイによる奨学金制度は2002年に始まり、2024年までの22年間にわたり留学生に奨学金を提供してきました。その他にも、多方面で寄付や社会貢献活動を行っています。
代表取締役社長の荻野氏は、自身のイギリス留学経験から多くの留学生に教育の機会を広げる必要性を感じ、留学生の教育機会の創出に尽力してきました。また、荻野氏は日本の賃貸業界において外国人居住の先駆者でもあり、外国人差別をなくし、平等に共存できる社会の実現に大きく貢献しました。「外国人賃貸受け入れの父」と称されることもあります。
世界を舞台に活躍するイチイ奨学金受賞者たち
イチイ奨学金の受賞者は、これまでに多くの国々から集まりました。そのなかでも中国・韓国・インドネシアなどからの受賞者が多く見られます。受賞者はそれぞれの道を歩みながら、奨学金の支援を受けて活躍しています。
・日本での就職
多くの受賞者は日本での就職を選び、現地の企業や研究機関で重要な役割を果たしています。日本の社会と経済に貢献しながら、異文化間の架け橋としての役割も担っています。
・母国での活躍
帰国後、母国でキャリアを築く受賞者も多数います。彼らは日本で得た知識や経験を生かし、母国の発展に寄与しています。特に、技術分野や経済分野でのリーダーシップを発揮している例が多く見られます。
・日本での学業継続
日本の大学や大学院で学業を続ける受賞者もいます。彼らは研究活動や学問の追求を通じて、日本の学術界に貢献しています。また、将来の学問や研究の分野での活躍が期待されています。
まとめ
イチイ奨学金は、単なる経済的支援にとどまらず、受賞者がグローバルに活躍するための基盤を提供しています。受賞者たちは、日本や母国での活動を通じて、国際社会の発展に寄与しています。彼らは日本での就職や母国でのキャリア構築、日本での学業継続など、多岐にわたる分野で活躍しています。
イチイの継続的な支援は、今後も多くの留学生に希望と機会を与え続けるでしょう。これにより、受賞者たちはさらなる成長を遂げ、世界各地でその力を発揮することが期待されます。このように、イチイ奨学金は教育の分野だけでなく、国際交流や異文化理解の促進にも大きく寄与しているのです。
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■ライタープロフィール
名前:姜春姫(きょう・しゅんき)女性
「医・職・住」ラボでは、グローバルな視点で、日本と中国との高齢者が直面する医・職・住の問題を提起し、特に日本に住んでいる外国人の問題を提起する。
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