コロナショックにより、失業や転職で悩む在留外国人は増加しています。そのいった状況を受け、さまざまな企業が在留外国人の雇用機会創出を図るため、心強いサービスを開始しています。
今回は就労先に悩む方に知ってほしい、在留外国人向け再就労サービスをご紹介します。
大阪・難波エリア在住の外国人必見!デリバリ配達員募集!
日本最大級の在留外国人向けメディアを運営する株式会社YOLO JAPANは、飲食店と在留外国人をつなぐ新たなサービスを開始。それが『YOLOデリバリー』です。
『YOLOデリバリー』は、デリバリーの導入などこれまで以上に積極的に営業する飲食店と、仕事やアルバイトを失って困窮する在留外国人双方がWin-Winになることを考えたサービス。同サービスを利用する飲食店の負担は月額利用料金のみ。お店の売り上げから配達員への給料や手数料がひかれることはありません。本サービスを通じて発生したデリバリーの配達料金は、外国人に日払いで支払われます。配達員は自分のスケジュールに合わせて配達時間を選べるため、無理のないペースで働けるのも特長です。
飲食店・外国人双方がWin-Winになる画期的なサービスですが、こちらは大阪・難波エリアにある飲食店のみ展開。大阪・難波付近に住む在留外国人で働き口を探している方は、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか。
出典:PRTIMES
外国人転職サイト『NINJA』「失業外国人・支援プロジェクト」を開始
株式会社グローバルパワーは、運営する外国人転職サイト『NINJA』にて、コロナショックにより失業した在留外国人を救済する「失業外国人・支援プロジェクト」を開始しました。「1日でも早い外国人材の雇用回復・雇用創出」を掲げ、失業をした外国人材に、積極採用をしている企業の求人を紹介しています。
このプロジェクトは、同社が保有する外国人失業者のデータベースを企業に無料開放するというもの。通常、既存の企業向け外国人材紹介サービスは、有料(成功報酬型)ですが、「失業外国人・支援プロジェクト」では、紹介料を無料にしています。これにより参加する企業も多数見込めるため、外国人失業者にとってはその分、就労チャンスが広がります。
問い合わせ多数ということで、申し込み期間を6月30日までに延長すると決定。5月21日時点の応募・実績は下記になります。
●支援申込企業:50社
●スカウト実績:40名
●申込企業業界:
IT、飲食、輸送、コンサルティング、
EC、情報通信、小売、商社、
アミューズメントなど
引用:NINJA
企業にとってもチャンスであるこのプロジェクト。失業してしまった外国人の方は、ぜひ『NINJA』に登録してみてはいかがでしょうか。
出典:PRTIMES
外国人技能実習生に特化! 企業と実習生をつなぐ無料マッチング
フォースバレー・コンシェルジュ株式会社は、外国人技能実習生に特化した支援策として、企業に対して無料マッチングを行なっています。
政府は、解雇などを余儀なくされた技能実習生に対し、最大1年間、在留資格「特定活動」(特定研究等活動)で就労が可能となる施策を打ち出しました。これによって、実習先がなくなった技能実習生は最大1年間日本に残り、就労が可能に。
同社はこの制度を活用して、就労継続を希望する技能実習生と企業の無料マッチングを5月11日よりスタート。第一弾として、人材不足が深刻な介護・外食・宿泊・建設業界等を中心に、順次対象を拡大します。
また、希望する技能実習生に対しては、就労中に特定技能試験合格に向けた勉強のための貸付型奨学金給付も検討と、手厚いサポートに向けて取り組んでいます。
同プロジェクトの申し込み期限は9月30日まで(延長する可能性有り)。技能実習生でお困りの方は下記から問い合わせを。
●技能実習生お問い合わせ先:connectjob.ssw@4th-valley.com
●企業お問い合わせ先:https://www.4th-valley.com/contact/
出典:PRTIMES
このように、在留外国人の就労サポートは広がっています。就職先を探している方はぜひ活用してみてください。
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