Cさん(中国)は母国の大学の工学部を卒業した後、日本でも勉強したいと思い、日本の大学院の研究生になりました。
たまたま担任の先生から話があり、大阪の中小メーカーで通訳のアルバイトをすることになったそうです。
Cさんはバイト終了後、その会社に正社員として採用されました。主な仕事は取引先や中国人エンジニアの通訳でしたが、給与や待遇の問題で、中国人エンジニアと社長の間に入って苦労したそうです。
やがてお互いの言い分が理解できたというCさんの調整力で、退社しようとしていた中国人も会社に残りました。何とか役に立てたと思う、とCさんは話しています。