今年は日中平和友好条約締結45周年という節目の年です。日中文化交流を通じて相互理解を深め、平和への道が永遠に続くことが人々の願いでもあります。
この度、第8回「日中児童(青少年)絵画展」および第37回「世界児童(青少年)絵画展」が東京の若者文化の発信地である渋谷、さらには区庁の絶景が見られるホールで開催されます。日中、アジアの子供たちの次世代交流を絶やさずに引き継ぐために、主催者側と周囲の人々が熱心に応援し協力する姿勢が伝わります。
是非時間を作って子供たちの天真爛漫な作品を観に行かれてはいかがでしょうか。
会期2023年10月3日(火)から11日(水)まで !渋谷区役所15階展望台にて開催
第8回『日中児童(青少年)絵画展』および第37回『世界児童(青少年)絵画展』は、日中平和協定締結45周年を祝うイベントとして、渋谷区の子供たちと中国の子供たちとの交流を絵画展で行います。詳細は以下の通りです。
【会期】:2023年10月3日(火)から11日(水)まで 開催時間:毎日10:00から17:30まで
【場所】:渋谷区役所 15階展望フロア「スペース428」(渋谷区役所公式サイト)
【住所】:渋谷区宇田川1番1号
【主催】:日中児童絵画展実行委員会、渋谷区日中友好協会
【共催】:渋谷区、渋谷区教育委員会
【後援】:公益社団法人日本中国友好協会、中国文化センター
【最寄り駅】:「渋谷駅」下車 徒歩11分、JR山手線 ・埼京線 ・湘南新宿ライン 東急東横線 ・田園都市線
京王井の頭線 東京メトロ銀座線 ・半蔵門線 ・副都心線
※ 開会式は10月3日と10月4日の両日、14:30から15:00に行われます。
皆様、ぜひお誘い合わせの上、お越しいただければ幸いです。
日中児童絵画展実行委員会・実行委員長の小木啓充氏にインタビュー「継続は力なり」
■プロフィール
小木 啓充
東京都日中Biz経済委員
渋谷日中理事・事務局次長
日中児童絵画展実行委員長
編集部:この度は、第8回『日中児童(青少年)絵画展』の開催、おめでとうございます。この絵画展はいつから始まりましたか?
小木氏:2017年からスタートし、今年が日本では開催8回目、世界全体での開催は35回目となります。
編集部:この絵画展を始めるきっかけは何でしたか?
小木氏:中国人の妻と北京で出会い、その友人と児童絵画展を企画し始めました。
編集部:本展示会で特に力を注いだ部分はどこでしょうか?詳しく教えてください。
小木氏:国際結婚をし、日中の血が流れる子を持つ父親として、草の根運動の火を絶やさない事を意識してきました。これを最も大事な部分と考えます。これまで毎年開催し、渋谷区との共催はこれで3回目となります。開催するにあたり、特にこだわった部分は無いですが、継続することに力を入れております。
編集部:この展示を通して、一番伝えたいメッセージは何ですか?詳しく教えてください。
小木氏:日中、世界中の子供たちが絵を通じて友達になれることを伝えていきたいです。さまざまな子供たちの絵をぜひご覧いただき、交流の場を楽しんでください!
編集部:今年は日中国交正常化の日です。中国と日本の友好のために、たくさんのボランティア活動などを行ってこられました。どのような気持ちで活動を続けてきたのでしょうか?
小木氏:中国人の妻と結婚し、北京に住んでいたときはいつも中国人から助けていただきました。今、日本に住む在日中国人や中国からの訪問者に、お互いの国の良さを理解してもらい、恩返しできればと考えています。
編集部:読者にメッセージをお願いいたします。
小木氏:21世紀のアジアの中心は中国です。私は日中友好がアジアや世界の友好の中心になると信じています。両国の良い面を少しずつ知ることが、一番の近道だと思います。
小木氏、貴重なお話をありがとうございました。これからも更なるご活躍を祈念しております。
笑顔をもたらす絵画展、目的は「日中の友好交流と相互理解」、そして「平和共生」へつなげること
これまで開幕式には国務大臣 愛知和男氏、渋谷区長、渋谷区教育委員会教育長、渋谷区区議会議員議長、在日本華橋華人の先生方などが出席しています(今年は現時点で未定)。
何よりも喜ばしいのは、対面でのイベントが行われることです。過去の絵画展での交流は、人々の心を開き、友情・平和・団結・共生へとつながる大きな成果を生んできました。この機会を通じて、皆さんも心温まる感動を体験してみてはいかがでしょうか。
渋谷区庁舎展望フロアからは西新宿の高層ビル群、明治神宮の森、代々木公園、代々木オリンピック体育館などを一望できます。会期中にぜひ足をお運びいただき、渋谷の美しい景色と素晴らしい芸術をお楽しみください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【資料提供】
渋谷区日中友好協会会長 永田 哲二氏
■ライタープロフィール
名前:姜春姫(きょう・しゅんき)女性
「医・職・住」ラボでは、グローバルな視点で、日本と中国との高齢者が直面する医・職・住の問題を提起し、特に日本に住んでいる外国人の問題を提起する。
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