2023年4月5日での日本入国の水際対策に変更がありました。
変更内容でおさえるべきポイントは以下です。
- Visit Japan Web画面を提示するのは、税関通過時のみに減った
- 日本到着時のワクチン接種証明書提示は不要（しかしVisit Japan Webに証明書アップロードが必要・帰国便のチェックイン時に提示が必要）
2についての疑問があるかと思いますので、変更内容を丁寧にわかりやすくまとめます。
Visit Japan Webと厚生労働省の水際対策ページをもとに、正しい情報をチェックしていきましょう。
日本入国時の検疫措置は？必要なのはVisit Japan Web登録（ワクチン接種証明書含む）
日本入国時の検疫措置について、厚生労働省の水際対策ページをみてみましょう。
水際対策のページの表を見ると、Visit Japan Webの登録が必要であること・ワクチン接種証明書が必要であることがわかります。
画像引用：水際対策｜厚生労働省
現在、Visit Japan Webの登録時に、ワクチン接種証明書をアップロードする工程があります。
ワクチン接種証明書をアップロードせずにVisit Japan Web登録を済ませた場合、出国前のPCR検査・陰性証明書の取得が必要になります。
今後、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に変更されれば、ワクチン接種証明書アップロードする工程が省かれる・必要なしになる可能性もあるでしょう。
日本帰国の予定がある方は、都度、最新情報を厚生労働省の水際対策ページにてチェックしましょう。
2023年4月5日のVisit Japan Web変更内容
2023年4月5日のVisit Japan Webお知らせにて、日本到着時の手続きの一部変更がありました。
変更内容は、以下です。
- 入国時にすべての方に行っていた「審査完了の青画面」の確認を簡素化
- 検疫で提示を求められた場合に「審査完了の青画面」を表示
つまり、2023年4月5日時点で変更があったのは、Visit Japan Webの画面提示のタイミングが関税通過時のみになったこと。
ワクチン接種証明書はいまだ必要です。
ワクチン接種証明書が必要なタイミングは、渡航前・チェックイン時
いまだだワクチン接種証明書が登録時に必要だということは、厚生労働省・Visit Japan Webにて明記されています。
画像引用：水際対策｜厚生労働省
画像引用：ワクチン接種証明書が必要になるタイミングは、以下2つ。
- Visit Japan Web登録時（渡航前）
- 日本への帰国便のチェックインカウンターにて提示
Visit Japan Webにワクチン接種証明書をアップロードしても、日本帰国便のチェックイン時に「ワクチン接種証明書の提示」を求められます。
これは意外と盲点なので、頭に入れておいてください。
筆者が一時帰国した際に焦った内容を体験談として記載しています。
日本の税関通過時のみ、Visit Japan Web画面を提示しよう
日本入国者は、Visit Japan Web登録が必須です。
Visit Japan Web登録時にワクチン接種証明書をアップロードして審査完了していれば、日本の税関通過時のみVisit Japan Web画面を提示すればOK。
これまでは、日本到着後、税関通過までにも数回Visit Japan Web画面を見せるタイミングがありました。
これにより税関通過まで列に並ぶ時間が多少は緩和されることが予想されます。
3月時点での日本到着時のレポートは以下をご覧ください。
Visit Japan Webの登録方法のコツ
Visit Japan Webの登録時、ワクチンを海外もしくは日本で接種したかにより登録方法のコツが異なります。
以下ページが参考になるのでお役立てください。
・海外でワクチン接種した場合：日本へ入国・帰国する皆様へ｜厚生労働省 入国者健康確認センター
海外で接種：ワクチン接種証明書の登録時のポイント
・日本でワクチン接種した場合：日本へ入国・帰国する皆様へ｜厚生労働省 入国者健康確認センター
日本国内で接種：ワクチン接種証明書の登録時のポイント
Visit Japan Webの登録方法は以下です。
備考：中国から日本へ入国する方への注意事項
中国（香港・マカオを除く）から直行便で日本入国する方への水際措置は、以下が適用されるとのことです。
2023年5月以降の水際対策変更内容はチェック必須！
今回は、2023年4月5日現在の、水際対策の最新情報をアップしました。
一部、混乱している帰国者もいますが、大切なのは以下2つです。
①Visit Japan Web登録必須、画面を見せるのは税関通過時のみ
②ワクチン接種証明書は必要・渡航先でのチェックインカウンターで提示もする
来月5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に変更されれば、日本渡航へのプロセスがより簡素化されるはずです。
グローバル医職住ラボでは、海外在住日本人向けに渡航にまつわる最新情報を発信してまいります。
不動産経営のノウハウを活かし、日本での一時的な住まいも提供しておりますので、ぜひまたチェックしてください。
