水際対策の大幅緩和に続き、11月1日よりVisit Japan Web(入国手続きオンラインサービス)がスタートしました。
これまであったファストトラック(mySOS)は撤廃され、Visit Japan Webへ切り替えとなります。
今回の記事では、Visit Japan Webの登録方法と注意点を解説します。
現在の水際対策の内容とあわせてご覧ください。
現在の水際対策と、新しいVisit Japan Web
画像引用:日本入国時の検疫措置|厚生労働省
2022年11月時点で、有効なワクチン接種証明書があれば、滞在国でのPCR検査の必要はなしになりました。
ワクチン接種有無に問わず、日本入国時のPCR検査はなし・質問票の回答は変わらず必要です。
詳しくは、厚生労働省の最新情報を確認してください。
参考:水際対策|厚生労働省
Visit Japan Webとは?
画像引用:Visit Japan Web
Visit Japan Webは、日本入国時の「検疫・入国審査・税関申告」手続きを事前にウェブでできるシステムです。
日本人・外国人問わず利用できます。
利用可能な空港は以下です。
- 成田国際空港
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- 福岡空港
- 新千歳空港
- 那覇空港
Visit Japan Webの全体の流れは以下です。
入国前・入国後と作業が必要ですが、これにより入国審査が簡単になります。
Visit Japan Web利用の流れ
Visit Japan Webの登録・利用の流れをみていきましょう。
画像引用:Visit Japan Web
入国までの作業
画像引用:Visit Japan Web
- アカウント作成・ログイン
- 利用者情報の登録
- 入国・帰国のスケジュール登録
①検疫(ファストトラック)
②入国審査(外国人入国記録)※日本人と再入国する外国人は不要
③税関申告(携帯品・別送品申告)
必要な手続きの情報登録
画像引用:Visit Japan Web
- 日本到着時:入国・帰国の手続でQRコード表示
①検疫のQRコード
②入国審査のQRコード※日本人と再入国する外国人は不要
③税関のQRコード
Visit Japan Webの操作方法マニュアル:Visit Japan Web操作説明書
Visit Japan Webの注意点1.MySOSとの切り替え
そもそもファストトラックとは、日本入国時の書類手続きを簡単にするシステムです。
移行期間は、11月1日~11月14日。
11月14日以降、日本入国の際にファストトラックを利用したい場合はMySOSでの新規登録はできません。
既にMySOSを申請済の方は、Visit Japan Webとの移行期間について注意しましょう。
詳しくは、ファストトラックについてのよくある質問から確認できます。
6.その他【これから新規登録を行う場合】|ファストトラックについてよくある質問
Visit Japan Webの注意点2.検疫手続登録
必要なものは、パスポート、メールアドレス、ワクチン接種証明書、質問票WEBの回答。
質問票WEBは、厚生労働省のページにジャンプします。
入力項目は、入国者情報、日本滞在情報、流行地域滞在情報、体調情報などです。
各種もれ・入力ミスがないように気をつけましょう。
Visit Japan Webの注意点3.はやめに登録を
システムが変わりバタバタしますが、入国審査を少しでも簡略化したいのであれば、Visit Japan Web登録があると便利。
ただしVisit Japan Web審査完了まで時間がかかる可能性があるため、事前準備・はやめの登録が大切です。
Visit Japan Webは任意であり、必須ではありません。
間に合わなかった人や、登録が面倒な人はVisit Japan Webなしでも入国できます。
ただ、筆者が以前ファストトラックを使用して日本帰国した際は、書類審査の手間が多少なりとも楽になり便利でした。
日本帰国の予定がある方は、Visit Japan Webを登録して少しでもスムーズな帰国を目指してみてはいかがでしょうか。
日本帰国を予定している方へ
日本入国がスムーズになる新システムVisit Japan Webを紹介しました。
これまでのファストトラックシステムと似ているものの、登録方法など若干相違があります。
手間に感じてしまいますが、少しでも入国審査がはやく済むように、日本帰国時に活用してみてください。
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