韓国と日本での就活の違い(外国人雇用豆知識)

韓国は経済の低迷により大学生は就職難に陥っている。大学生は、学歴・成績・語学力に競争心を馳せているのが現状である。韓国国内企業での就職が厳しい今、学生は日本企業への就職も視野に入れ始めている。日韓関係が冷え込む中、韓国の学生は就職と歴史認識は別物と考えている。日本の地方企業の中には、東京で就職面接会を行っても人が集まらないため、韓国で就職面接会を開催し人材を集めている日本企業も増えてきている。

氷河期といわれる韓国企業と就職率

韓国では、政府機関が発表する就職率とマスコミ独自取材で発表する就職率と学生への直接アンケートでの就職率には、大きな隔たりがあるようだ。ここでいう隔たりとは、40%~50%の隔たりを指している。卒業予定者が一番実感している就職氷河期はアジア諸国で最悪の部類かもしれない。数値データの信ぴょう性が分からないため記載転用はしないが、就職試験を受けた学生の実感が一番正直なものであろう。大手財閥に左右される韓国経済とその採用枠、中小企業には就職したくない卒業予定者とその家族、中小企業に就職するぐらいならUSA・CHINA・JAPANへ就職しなさいと支援する大学と韓国政府が、国内での就職率を悪化させ、若年層の職離れを助長している。

就職輸出国に名乗りを上げた韓国

現韓国大統領は、前大統領を選挙で破った時の公約が、最低賃金の引上げである。この時、若年層には大きな支持をもらい、大企業は採用枠を縮小してしまい、卒業予定者にとってみれば痛し痒しの状況になってしまった。韓国の大学生は、日本の大学生と比べれば、勉強に費やす時間がとにかく長い。
日本の大学生のほとんどがアルバイトに費やしている時間も勉強に向かい合っている。学生は学業が本分であることを改めて感じさせてくれるのが韓国の大学生である。大学側も24時間図書館を開放したり、また大学は、語学研修センターを設置し、語学習得の支援や海外の提携大学と単位の履修で協定を結び、学生が留学しやすく語学を習得しやすい(英語圏が多い)環境を作り出している。日本の学生とは違い、語学の習得が自分の就職への条件の一つであることを理解している。韓国政府や大学は、国内で就職に溢れてしまわないよう海外就職への支援(輸出)を打ち出す時代となった。

韓国の就活スケジュール

大韓民国国民である男子(20歳~28歳)は憲法により兵役の義務を負い、女子は志願により兵役に服することになる。軍役期間は、陸軍18ヶ月、海軍20ヶ月、空軍22ヶ月のそれぞれの期間があり、大学生の場合には24歳まで入隊を延期することができるが、4年制大学に通う学生の場合、通常2年生の半ばで入隊、大学は休学、韓国国防のため自分の時間を割くことになる。よって卒業年齢も25歳~28歳という年齢になり、日本のように18歳で入学、22歳で卒業(浪人生落第生は除く)はできることではない。卒業月は2月であり就職日程も日本と変わらない流れではあるが、除隊後でもあり学業優先のため、半年は日本より遅れた就活スタートになり、学生にとっては、かなり厳しい日程管理が強いられることになる。韓国では、9月からエントリーのスタートとなっているが、希望する企業の入社条件をクリアするため、既に小学校から語学の勉強に取り組み準備をするという社会的現象が定着していまる。兵役義務を終了していない者は、海外渡航も制限され、満25歳以上の兵役未了者は海外渡航時に兵務庁の許可が必要になり、海外への英語留学もできない状況である。

地方の日本企業で必要とされる韓国人

日本企業への就職を希望する韓国人留学生は、年々増加傾向にある。特に日本の地方企業では東京で募集しても人材が集まらず、今や韓国国内まで出向き、現地での採用試験・面接を行い、採用を決定する日本企業が増えている。英語ができて日本語ができて韓国語ができる韓国人の卒業生または卒業予定者を採用する方が、日本語しか話せない日本人大学生を採用するより企業メリットを考えれば有利な企業が日本の地方には多く存在している。待遇や出世も日本人を凌ぐ韓国人が増加しているのも現状である。

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