本帰国後の住まい、決まっていますか?
なかなか住まいが決まらず不安な方、妥協して決めたくない方もいるでしょう。
本帰国後の生活を充実させるためには、海外在住中から家探しをすることが大切です。
この記事では、本帰国前、海外にいながら日本の家を探す方法・準備すべきことを丁寧に解説します。
本帰国、家探しはいつから始める?3つのケース
本帰国にあたり、家探しを始める時期はおおきく3つあります。
- パートナーのどちらかが先に帰国
- 本帰国後すぐに契約
- 一時帰国して家を決めておく
上記の3つのケースをそれぞれみていきましょう。
ケース1.パートナーのどちらかが先に帰国
ご主人・奥様のどちらかが先に帰国し、本帰国後の住まいを契約するケースです。
よくあるのが、ご主人が日本に先に帰国するケースです。
帰国後は、ホテルやマンスリーマンションなどを1~3か月ほど借りながら、物件の下見をします。
写真やビデオ通話で、内見の様子をシェアしながらご夫婦で検討すると良いでしょう。
ここだという物件をおさえ賃貸契約をした後、奥様とお子様が帰国しご主人と合流します。
ケース2.本帰国後すぐに契約
海外在住中に、インターネットで日本の住まいを探し内見予約。
本帰国後、内見しすぐに賃貸契約するケースです。
内見を予約した不動産屋の営業担当と繋がり、条件・希望を詳しく伝え、その他の物件を紹介してもらうと良いでしょう。
ケース3.一時帰国して家を決めておく
本帰国の2~3か月前に、一時帰国。
一時帰国の際に、物件探し・内見をした後に賃貸契約するケースです。
現地で探せる上、物件周囲の住宅環境も体感できるため、時間と予算に余裕がある人は一時帰国で住まい探しの方法を検討すると良いでしょう。
本帰国前の家探し、5つの流れとは?
本帰国前に日本の家探しをする場合、基本的な流れは以下5ステップです。
- 不動産ポータルサイトで賃貸物件を探す
- 不動産会社に問い合わせる
- VR内見(仮予約)
- 物件情報と必要書類の確認
- 本帰国後に内見、契約
不動産ポータルサイトは、賃貸等のキーワードでWeb検索すると出てきます。
検索時のコツは、不動産ポータルサイトは1つに絞らないことと、問い合わせを入れることです。
問い合わせ時、丁寧な対応をしてくれる場合は、海外在住中の賃貸契約にも親身になってくれるところが多くあります。
また、昨今ではVRでの内見サービスも発展しているため、上手に活用してみてください。
本帰国前・帰国後に必要な書類とは?
本帰国後の日本の住まいを確保するためには、いくつかの書類の提示が求められます。
海外在住中に用意しておくべき書類は3種類、本帰国後は2種類の書類が必要です。
それぞれどのような内容か、詳しくみていきましょう。
本帰国前に用意すべき書類は3種類
本帰国をする前までに、海外で準備を整える書類は以下3つです。
- 契約者のパスポート(本人確認)
- 雇用契約書や収入証明書(会社発行)
- 緊急連絡先(日本に居住している方)
上記3つが賃貸契約時に必要になるため、本帰国前に準備しておきましょう。
海外在住中に賃貸契約の話を進める場合は、本帰国前に提出を求められることがあります。
緊急連絡先は、賃貸契約する上での保証人ではなく、日本で緊急連絡が必要な際の連絡先です。
そのため、親族に限らず、友人・同僚でも可の場合がほとんど。
緊急連絡先の情報としては、住所・氏名・生年月日・電話番号、勤め先情報が求められます。
帰国後に必要な書類は2種類
帰国後に必要な書類は、以下2種類です。
- 住民票(ご家族分含む)
- 契約者の印鑑証明
海外から賃貸契約の申し込みを行い、必要書類(本人確認書類・収入証明書・緊急連絡先な)を既に提示している場合は、上記2種類の書類を準備して向かいましょう。
不動産会社により別途必要書類が求められるケースも想定して、営業担当に確認しておくことをおすすめします。
本帰国、家探しの3つの注意点
本帰国後の家探しをする上で、注意すべき3つのポイントがあります。
- 住まいの周辺環境
- 荷物の整理・処分
- 入居までの仮住まい
それぞれ詳しくみていきましょう。
注意点1.住まいの周辺環境
本帰国後の家探しの際は、住まいの周辺環境を細かくチェックしておきましょう。
周辺は静かに暮らせる環境なのかどうか、交通量はどの程度か。
住民の年齢層はどのくらいか。
コンビニ・スーパーなど日常的に使う場所へのアクセス・時間なども要確認です。
検討中の住まい周辺を、日中・夜間と実際に散歩してみて、どのような雰囲気かを肌で感じることをおすすめします。
注意点2.荷物の整理・処分
本帰国前には、海外で住んでいた家の荷物の整理が大変。
業者にすべて依頼するのもひとつの手段ですし、友人に引き取ってもらえるかをあらかじめ聞いてまわるのも効果的です。
SNSを通じて、家具・家電の引き取り手を探す人も多くいます。
地域のFacebookグループに加入してみると、意外と引き取り手が見つかるケースが多いので、ぜひ試してみてください。
注意点3.入居までの仮住まい
日本帰国後、賃貸契約をしても即日で入居が困難なことがほとんど。
前の住民の退去の兼ね合いで、清掃の日程を考慮すると半月~1か月ほど待機の時間が発生する場合もあります。
こうした際に備えて、家具家電付きの借り住まいを確保しておくことをおきましょう。
ホテル生活でも良いですが、ご家族だとある程度の広さが必要・予算がかかることもあるため、1か月程度でお得に宿泊できるサービスを利用することをおすすめします。
海外在住中に本帰国後の家探しは可能!安心して住める家を見つけよう
海外在住中に、日本の家探しはできます。
本帰国後の住まい探しのポイントは、安心して暮らせる住環境の確保です。
そのためには、日本帰国後に実際に内見して契約するのが一番おすすめ。
検討を重ねて納得して入居までの道のりを辿るためには、一時的な住まいを準備することが大切です。
グローバル医職住ナビでは、家具家電付きの住まいをご案内中。
契約から入居までの間の住まいにお悩みの方はもちろん、本帰国後の住まい探しのサポートをさせていただいております。
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