大田区では、住まい探しを円滑に進めるため、外国人を含む入居者向けのガイドブック「知っておこう!お部屋探しのヒント!」を作成しました。民間賃貸住宅への入居が制約されやすい高齢者、障がい者、ひとり親、生活保護受給者、低所得者、外国人世帯の方々向けに、わかりやすく説明してあります。また、大田区では、住まい探しに関するさまざまな支援を提供しています。
賃貸住宅入居希望者のための便利なガイド
ガイドブックでは、引っ越しにかかる費用や必要な書類、整理しておくと良い希望条件など、探し始めから入居後までの情報をわかりやすくまとめています。特別出張所や地域包括支援センターなどで配布していますので、不動産店を訪問する際に希望を伝えやすくするための事前準備として活用すると良いでしょう。
さらに、民間賃貸住宅への転居や契約更新が困難な方々が安心して住み替えができるよう、対象世帯に対して支援を実施しています。ただし、要件があるので申請方法などの詳細については、お問い合わせください。
【対象】区内に1年以上居住する次のいずれかに該当する世帯
①65歳以上のひとり暮らし、または65歳以上と60歳以上の方のみで構成される世帯
②身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持する方(助成事業には、身体障害者手帳4級以上、愛の手帳3度以上か精神障害者保健福祉手帳2級以上に該当する方が含まれます)。障害者年金などの受給に際して、障害の程度が同程度と判定された方も含まれます。
③ひとり親
④生活保護を受給している方
⑤在留資格を有する外国人の方
⑥国が定める基準に基づき、月額所得が15万8,000円を超えない方
▶問合先 住宅相談窓口(建築調整課住宅担当内)
☎5744-1343 ■FAX5744-1558
住宅探しを手伝う団体と店舗
大田区では民間賃貸住宅の仲介は行っていませんが、区内に引き続き1年以上居住し、取壊し・立退きの要求その他の理由で新たな住まいを探している住宅確保要配慮者等の相談に応じる不動産店について、関係団体の協力のもと、協力不動産店リストを作成しています。しかし、リストに掲載されている不動産店で低額な家賃等の希望に沿った物件が見つからない場合もあります。物件がなかなか見つからない場合は、希望条件を見直すことも検討しましょう。
【協力不動産団体】
・公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会第五ブロック(大田区支部)
・公益社団法人 全日本不動産協会東京都本部城南支部
【協力不動産店】
物件の有無にかかわらず、住宅確保要配慮者等が民間賃貸住宅に円滑に入居できるよう、住み替え相談に応じてくださる不動産店
【協力不動産店ステッカー】
「はねぴょんステッカー」が協力店の目印です!
新型コロナウイルス感染拡大抑止のため、協力不動産店を利用したい場合は、事前に電話でお探しの賃貸物件の取り扱いの有無や営業時間等を確認し、電話等で訪問日時を決めてから行きましょう。
また、区では協力店となってくれる不動産事業者を募集しています。
住まい探しに役立つ情報サイト
【関連情報】
高齢者、障がい者、ひとり親世帯等の入居を拒まない賃貸住宅の検索・閲覧サイトの情報を掲載しています。
高齢者、障がい者、ひとり親世帯等の民間賃貸住宅への入居に係る、住宅情報の提供・相談等を実施する法人の情報を掲載しています。
このガイドブックでは、住宅探しに役立つ情報を提供しています。住まいを見つける際には、区内の協力不動産店リストを活用してはいかがでしょうか? 住まい探しの際には、ぜひ活用してみてください。
【参考資料】
グローバル医職住ラボでは、外国籍の方の日本でのお部屋探しをサポートしています。
中国籍や韓国籍などのスタッフにより、中国語と韓国語、英語で対応できますので、下記ボタンよりお気軽にお問い合わせください。
https://paid-intern.com/contact
■ライタープロフィール
名前:姜春姫(きょう・しゅんき)女性
「医・職・住」ラボでは、グローバルな視点で、日本と中国との高齢者が直面する医・職・住の問題を提起し、特に日本に住んでいる外国人の問題を提起する。
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