「日本国天皇陛下から『紺綬褒章』を受章」―株式会社シンギー会長藍澤(李)宝珠女史をインタビュー

藍澤 宝珠女史は、子育てを奮闘しながら立派な健康食品会社を創設し、人々の健康に貢献すると同時に、社会奉仕活動も積極的に行い、立派に女性憧れの姿を見せてくださいました。これは、きっと多くの女性達の社会進出に勇気を与え、励ましてくださることに間違いありません。本日は、その業績と共に、活動を支える原動力はなにか、直接インタビューをしてきました。どうぞ御覧ください。

■プロフィール
名前:藍澤 宝珠
中国四川省成都市出身
中国・南開大学と日本・東京都立大学で2つの修士号取得 国際中医師
1975年~1979年、5000人の無医村である四川省邛崃県仁寿村にて、「赤脚医生」(裸足の医者)として医療活動を行う。
1988年5月東京都立大学に留学の為来日。
1993年から、漢方健康食品の普及のため数々の会社を設立。
1997年~2014年まで漢方素材を使った健康食品を製造、販売している株式会社シンギー代表取締役を務める。現在会長。
2007年に長年間中国漢方文化を推進活動により、日本社会文化振興会から「社会文化功労賞」を授与される。
2011~20年開発途上国の保健及び公衆衛生の改善を推進している「ジョンズホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部コミュニケーション・プログラムズ・センター」を支援する特定非営利活動法人「ジョン・ホプキンス大学CCPフォーラム」の副理事長を務める。
2017年CCTV世界華人春節聯歓晩会から「世界華人十大模範人物」を授与される。
2018-19年度東京世田谷中央ロータリークラブの会長を務める。
2018年から、日本中医協会 事務局長を務める。
2019年3月ボランティア活動により日本国天皇陛下から「紺綬褒章」を受章される。

大学研究者から日本留学へ

大学の研究者時代の藍澤宝珠女史

━━━藍澤宝珠先生は、いつ日本にきましたか?そのきっかけは何ですか?

藍澤先生:1988年5月に日本へ来ました。私は大学卒業後、南開大学の研究員として、研究をしていました。当時は日本の研究者受け入れ交流も多くありました。その後日本側久保先生からの要請があって、東京都立大学へ留学に来ました。

高校卒業後農村に下放され「赤脚医生」裸足の医者となる

━━━藍澤宝珠先生は、中国で一番の思い出に残るものはなんですか?

藍澤先生:私は中国の四川省成都市出身で、17歳に邛崃という農村へ下放されました。五千人未満の村で4年間裸足の医者として、村民の治療に励んでいました。農作業をやりながら、西洋医学と漢方医学を振る舞いて、村の健康を守っていました。信頼を受けて、友情を築いて、楽しい毎日でした。

 大学に入学し、一所懸勉強に励む

大学時代の藍澤宝珠女史

━━━中国での大学生活を少しご紹介していただけますか?
藍澤先生:高校を卒業してから、農村に下放され、4年間も勉強するチャンスがなかったです。やっと大学に入れたので、毎日必死に図書館、教室で勉強をしました。

中国と日本両国で仕事の経験を積む

日本社会文化功労章受章式での藍澤宝珠女史

━━━大学卒業後、中国と日本両国で仕事の経験をもちましたが、企業文化になにか違いがありましたか?

藍澤先生:はい、あります。中国と日本両国の企業文化の違いは、大きかったです。一番違いを感じたのは、品質に対する細かい配慮でした。

━━━日本で子育てを経験しましたが難しいことはありましたが?中国と違いがありますか?

藍澤先生:日本での子育てを経験しました。仕事をしながら子供の面倒を見なければならなかったのです。特に子供の教育面で、かなり苦労をしました。いま振り返ってみると、私は古い中国の考えを持っていたので、自分の考えを子供にかなり押し付けたのではなかったのかといまは思っています。

独立し、会社を設立

株式会社シンギー天津工場

━━━日本で独立し企業を立ち上げました。そのきっかけを教えください。

藍澤先生:裸足の医者「赤脚医生」の経験から生まれた、人々への健康に関する執着心でしょうか。自分がいままで持っていた漢方治療の様々なノーハウを振わせて、漢方健康食品の会社を設立しました。

会社の経営方針は、裸足医者の精神を受け継ぎ、信用・信頼・友誼を最大の武器として、シンギー漢方食品の普及を続け、人々の健康と幸せに貢献することです。24年間数えきれないほど沢山の商品を開発し、多くの人々の健康に貢献してきました。

仕事、子育てを両立する

藍澤宝珠女史のお父様

━━━社長として、母親主婦として頑張れた源はなんですか?

藍澤先生:長年間に母として、主婦として、頑張っている源はやはり信念ですね。それは私の小さい頃に父親が与えてくれた信念です。父は沢山の国営の会社を作りました。そして沢山の成果がありました。ただし、自分の給料以外に1銭も貰ったことがないです。奉仕の精神を最後に貫いたのです。それを考えるだけでも胸が熱くなりますね。

社会奉仕活動に積極ー紺綬褒章、社会文化功労者、他沢山の感謝状が届く

元福田総理大臣から紺綬褒章を受け取る藍澤宝珠女史

紺綬褒章表彰状

「赤いパン」絵画展を主催し、ロータリークラブを通して寄付

━━━いろいろと社会奉仕をしました。それについて少しご紹介して頂けますか?

藍澤先生:この数年、少しですが社会奉仕活動をしてきました。ほんのわずかの活動に大きな評価を頂きました。例えば、紺綬褒章をもらったり、社会文化功労者になったり、他沢山の感謝状を頂きました。これを励みになって、今後にも頑張りたいと思います。

中国の大学の研究者から日本留学、そして子育てを奮闘しながら立派な健康食品会社を創設し、人々の健康に貢献すると同時に、社会奉仕活動も積極的に行い、社会に恩返しをする立派な女性社長の姿を見ることができました。これは、きっと多くの女性の方々に勇気を与え、励ましてくださることに間違いありません。
この度は、藍澤宝珠女史から貴重なお話を頂き、誠にありがとうございました。

■ライタープロフィール
名前:姜春姫(きょう・しゅんき)女性
「医・職・住」ラボでは、グローバルな視点で、日本と中国との高齢者が直面する医・職・住の問題を提起し、特に日本に住んでいる外国人の問題を提起する。
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