【中国の高齢者事情】老後の住まいは今、高齢者施設が選ばれています

【中国の高齢者事情】中国の伝統的な老後生活の変化

人々は皆平等に年老いていきます。どのような晩年を過ごすかは、誰もが直面する問題です。
中国の伝統的な老後生活は、家庭で過ごすことです。しかし今は一人っ子政策もあったこともあり、子供一人で両家族の親の面倒を見ることは、とても難しくなりました。これはまさにいままでの中国の伝統的な老後生活に、厳しい試練を与えています。
現実に直面し、晩年どのようにすれば心豊かにすごし、子供達も安心して暮らせるか、いま多くの高齢者は、養老院など民間が運営している高齢者施設に住むようになりました。何が人々のいままでの伝統的な観念から、今の現状に変えさせられたのか?どうして多くの高齢者が高齢者施設などの民間が運営する施設で過ごしたくなったのか?晩年に施設を選んだ理由は何でしょうか?
いろいろ調べた結果、以下のようなことが考えられますが、不足部分はたくさんあるかと思いますので、今後につなげられたら幸いです。

【晩年に高齢者施設を選んだ理由】
①人々の今までの考え方に、既に変化がある。
②高齢者は一人で家にいることに、寂しさを感じるようになった。
③高齢者施設に住んだほうが費用が低い。
④高齢者施設は安全である。
⑤家庭円満につながる。
⑥高齢者も自分の好きなことができる時間的余裕ができるようになる。
⑦高齢者が良好なサービスを受けることができる。
⑧家族に自由な時間をあたえられる。

①人々の今までの考え方に、既に変化がある

中国で晩年に高齢者施設が選ばれている理由はなんでしょうか?
まず考えられるのは、人々の今までの伝統的な考え方に変化があったことです。
いま、親を施設に送ることは親孝行でないと言わなくなりました。
体が不自由になった親は家だと不安もあるし、病気になってもすぐ対応できない、又お手伝いさんの費用も高くなったこともあるでしょう。
施設には医療設備もあるし、同年代の話し友達もいる。子供達もよく見舞い訪れ、祝日休暇の際は、一時帰宅をし家族団欒を楽しむことができるので、だんだん施設を利用することに抵抗がなくなってきているのが現実です。

②高齢者は一人で家にいることに、寂しさを感じるようになった

多くの高齢者は、経済的余裕があるにもかかわらず、施設に行くと、世間では、子供が親孝行してないのではないかと思うでしょう?これは大きな誤解に過ぎません。多くの高齢者は施設を体験すると、そこに住む意志が強くなります。今は昔と違い、施設に住まわせないと、逆に親不孝だと言われるようになりました。
現代高齢者は健康に気をつけ、文化生活を楽しみます。年をとると孤独ではなく、集団性のある文化娯楽生活も必要とされます。それに施設には、医師看護師もいるので、医療にも保証があります。他もいろいろな娯楽施設や健康管理に関する活動項目も多く、集団活動は更に楽しくなります。

③高齢者施設に住んだほうが費用が低い

多くの個人経営の施設、民営施設は競争が激しく、費用はあまり高く設定してないようです。自宅の介護の場合、お手伝いさん給料+老人とお手伝いさんの食費+公共料等、少なくとも月4千、五千元になるようです。
もし機構施設だと三千元ぐらいで食事込み、面倒もみてくれるので割安になります。なので費用の面では、自宅より機構施設の方が経済面で安くすむ場合が多いようです。

④高齢者施設は安全である

施設には、昼夜問わず係りがいるので安心できます。それに基本的な医療設備も揃えてあるので、もし高齢者が病気発作等緊急事態があったとしても、施設に人がいるのですぐ発見でき、救急措置が遅れなくて、助かることが多いようです。

⑤家庭円満につながる

このような観点をもつことを親孝行でないと言ってはならない時代になりました。二つの世代の考え方、価値観、各方面において大きな違いがあります。
又人々は年をとるにつれ、性格や習性が前と違い、心理的にも弱く敏感になりがちです。子供が無意識に言った言葉が親の気分を損なう場合か多くあります。多くの老人は施設に行きたがらないこともあるが、このような時は、絶対強引にしてはいけません。又老人施設に入ってからも目を離してはいけません。常にお尋ねし、又週末祝日などには、家に迎え家族と一緒にすみ、家族の気持ちを見せることも大事であります。

⑥高齢者も自分の好きなことをする時間的余裕ができるようになる

人々は生活の中で、生涯にわたりもつ趣味もいろいろあります。例えば、書道、絵書き、将棋、釣り等等です。若い頃は、仕事など忙しく、全力投球できませんでした。施設に入ると衣食住は施設に任せられるので、あまった時間を自分で管理し、すきなことができます。この中には素晴らしい業績を果たした人もいます。例えばすでに96歳の高齢になった著名な叶子新劇女優は、今は画壇で優れた才能を発揮していますが、絵をかき始めたのは、80歳以後高齢者施設にはいってから練習したものです。

⑦高齢者が良好なサービスを受けることができる

施設では自立できない高齢者がだんだん多くなっています。
自宅で面倒を見てもらうことになると、子供達は多くの時間が必要です。当然専門家の指導やケアもありません。又、突発事情があってもすぐに対応できません。
現在、特殊事情がある一部の施設以外、ほぼすべての施設では自費でサービスを受けています。なので施設で提供するサービスが悪ければ、自分の意見を提示でき、又ほかの施設に移る選択も可能です。
現在、すべての老人施設では、知恵を絞り、いろいろなサービスを提供しています。例えば24時間お医者さんが常時待機することです。老人にとっては、身の安心が保証でき、病気の治療もしてもらえるので、これは、どの家庭でもできかねます。施設の良好なサービスは、本人とその家族の心配をなくしています。

⑧家族に自由な時間を与えられる

親が高齢者施設に入ると、家族も多くの余裕ができ、自分の仕事や家庭のことを面倒見ることができます。なのでもっと多くの時間を使い、親の見舞いにいけるので、親も心からほっとすることができます。

参考資料:養老運営消消楽、写真ネット

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