2014年は辰年です。アジア圏、特に中国では、龍に関連する文化が盛んで、80年代には台湾の作曲家、候徳健が作曲した「龍的傳人」(竜の伝人)が全国で大ヒット。龍は人々の心を強く引きつけてやまない存在です。
中国の伝説や神話において、龍は神聖な存在であり、皇帝の象徴とされることが多くあります。龍は権力、富、幸福、成功などの象徴で、伝統的な芸術、文学、建築、宗教などさまざまな分野で頻繁に表現されています。
同様に、日本でも龍は文化の一部です。そこで今回は、日本の龍にまつわる文化を深く探るため文化施設を訪れ、その中で龍にまつわる体験をしてきました。
まずは東京都中央区佃の「住吉神社」境内に「龍神社」を訪ねてみましょう。