中国における大学の新卒者は、30年程前まで自分の意志で就職先を見つけ面接試験を受けることはできなかった。国が就職企業を指定し、学生は従うしかなかった。その頃は外資の導入を開放し、日本をはじめ海外からの投資企業が一気に増え始めた頃で、中には外資に勤めたい新卒者もいて、その場合は罰金を支払い国からの指定企業を辞退し、外資系に勤めることが可能になった時代でもあった。それから30年の年月を経て経済の改革開放が進展し、今やGDP世界第二位の地位に至り、大学卒者・院修了者の就職活動も大きく様変わりをしている。